 
| 定満池水神碑(天保12年) 附放水路門石柱
| (じょうまんのいけすいじんひ つけたりほうすいろもんせきちゅう ) | | 市指定有形文化財(歴史資料) 平成22年(2010)8月24日 指定 | | 所在地 高城町石山 | 定満池は農業用のため池として作られた、都城盆地最大級の人工池です。高城町石山にあり、約40ヘクタールの水田に水を供給しています。昭和12年(1937)より公園化が進められ、現在では宮崎県唯一の観覧車のある公園「観音池公園」として親しまれています。
水神碑は、天保12年(1841)、池の改修を記念してたてられました。碑文には、放水口が毎年壊れるため、郡奉行町田次郎九郎が藩に願い出て、資金を調達、天保12年(1841)閏1月から3月にかけて工事を行ったことや、高城郷の工事関係者の名前などが記されています。 また、附(つけたり)の放水路門石柱は、その時に使われた建築部材と考えられています。
これらの資料群は、江戸時代の終り頃、調所広郷による財政改革が進む鹿児島藩にあって、地方における土木工事の様相や藩の農業政策を知る上で良好な資料であると供に、当時の高城郷の組織を記録した地域の貴重な歴史資料と位置づけられています。
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