市長のハートtoハートは、市長と職員とのコミュニケーションを図るために、市長が毎月1回、朝8時30分から庁内放送で市政に対する思いを職員に伝えるものです。
| 第61回 平成23年3月3日 |
おはようございます。 新燃岳が噴火して一カ月がたちました。幹線道路はおおむね清掃が行き届き、家庭や事業所の清掃も進み、緑や明るさが戻ってきました。 この間、何回も徹夜や休日返上で奮闘努力していただいた職員の皆さんに心から感謝申し上げます。かなり疲労もたまってきていると思いますので、うまく休息を取りながら心身の健康に十分留意してください。 噴火直後は市民の皆さんからの要望や苦情の電話が殺到し、初めてのことに私たちも大きな戸惑いがありました。 そんな中、自治公民館の役員会が開かれ、「自治公民館の力でできることは率先して取り組もう」との文書がすべての公民館に配られました。このことは、本当に、涙が出るほどありがたいことでした。 そして、各地区で自治公民館が主体となって、一斉清掃などの取り組みが行われています。この市民パワーがなければ、まだまだ町は灰まみれであったでしょう。 今までも、災害のときには自助・共助・公助が大切であると、私たちはいろいろな機会を通じて学んできました。それがこんなにも洗練された形で機能している姿に、大きな感動を覚えました。この市民の意識の高さは、まさに都城の誇りです。 口蹄疫・大丸破たん・鳥インフルエンザ・新燃岳噴火と、これでもかと困難が押し寄せていますが、市民の皆さんと心を一つにして、必ずや乗り越えていきましょう。 目下、最大の懸念事項は土石流の被害です。 西岳・山田地区には大量の火山灰が積もっており、雨水が地下に浸透しにくくなっています。ですから、少量の雨でも一気に河川や沢に流れ込み土石流が発生しやすくなっているのです。 すでに8回の緊急配備を実施し、関係部署には多大なご苦労をおかけしています。また、対象住民の皆さんにとっても、心身ともに大変なご負担となっており申し訳なく思います。 しかしながら、人命第一の原点に立てば、今後とも長期的にこのような取り組みが続くことを私たちは覚悟する必要があります。その上で、基準の見直しなど、負担軽減のための工夫をしていきたいと思います。 危機管理の思想に「プロアクティブの原則」というものがあります。 1.疑わしいときは行動せよ 2.最悪事態を想定して行動せよ 3.空振りは許されるが見逃しは許されない 今一度、この原則を肝に銘じ、犠牲者を出さないという固い決意のもと、一丸となって取り組んでいきましょう。 以上で終わります。 ご意見はkoho@city.miyakonojo.miyazaki.jp(秘書広報課)まで
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