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産業構造の概要
産業構造の概要
食肉加工品や乳製品、焼酎製造などの産業が盛んな当市は、全国有数の食料供給基地として知られています。
また、竹弓や木刀などの伝統的工芸品からタイヤ、家具、お茶の製造など幅広い産業が盛んです。
中でも、農林畜産業の分野においては農業産出額で全国トップクラスを誇っており、多くの食品関連企業が立地しています。
そこで当市では、農林畜産業者が主体となり加工・販売までを一体的に担う6次産業化を強力に推進しています。
さらに商業・工業との連携による新商品やサービスの開発、地域資源を活かしたフードビジネスへの取り組みなども始まっています。
当市の農業は、農業産出額の約8割を畜産業が占めていることが特徴です。
肉用牛の飼養頭数は県内でも最多を誇り、全国でも有数の和牛一大産地です。
また、古くからお茶や土もの野菜(里芋、ゴボウ、焼酎用原料カンショ、ラッキョウなど)の栽培が盛んです。
さまざまな食品関連産業の中でも当市は「本格焼酎発祥の地」として全国有数の焼酎産地であり、焼酎製造が盛んです。
市内には、焼酎メーカー年間売上高トップ(平成24年・25年)となった霧島酒造(株)をはじめ、(株)都城酒造、大浦酒造(株)、柳田酒造(名)があり、こだわりある焼酎造りが脈々と受け継がれています。
都城市といえば、「農林畜産業のまち」という印象を持っている方が多いと思いますが、
実は製造品等出荷額が県内で最も多い産業都市でもあります。