救急隊が傷病者を病院に搬送するまでにかかる時間を効果的に短縮することを目標に、救急デジタル事業の実証を行います。実証期間は5月中旬から7月中旬までの約2か月間です。市民の皆様にはご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いします。
119番通報時における映像伝送

映像伝送システムの仕組み
119番通報を受け付けた際、指令室が映像とあわせて状況確認した方が有効だと判断した場合、通報者のスマートフォンにSMS(ショートメッセージ)を送付します。SMSに記載された接続用URLにアクセスすると映像伝送が開始されます。新たにアプリを取得する必要はありません。
このシステムでできること
- 通報者がスマートフォンで撮影した動画等を指令室で受信できる。
- 指令室は受信した動画を出動中の救急隊等に転送できる。
- 指令室から通報者に対して、応急手当の方法等の詳細な指導が行える。
このシステム実証における留意点
- このシステムは、スマートフォンのみに対応しています。
- スマートフォンのマイクやカメラ、位置情報の利用を許可していただく必要があります。
- 映像伝送に掛かる通信料は、通報者の負担となります。
- 安全が確保できない場合は、映像伝送を中止する場合があります。
- 撮影された映像のすべては、円滑な救急活動を行うためにのみ活用し、それ以外の目的で使用することは一切ありません。
ARグラスを装着した救急隊員が現場に出動

このシステムでできること
- ARグラスのカメラで現場映像を撮影し、指令室及び医師に直接転送できる。
- 医師との連絡がフリーハンドで行え、傷病者への処置に集中できる。
- 転送した映像をもとに、救急隊は医師から専門的な応急処置の方法を聴取できる。
- 医師は、詳細な映像を病院への搬送受入れ可否の判断をすることに活用できる。
このシステム実証における留意点
- ARグラスで撮影した映像はリアルタイムに医師に転送されます。
- 撮影された映像のすべては、円滑な救急活動を行うためにのみ活用し、それ以外の目的で使用することは一切ありません。