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市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
まずは、昨日、市議会9月定例会が閉会いたしました。提案申し上げた全ての議案を可決いただきましたので、各政策をさらに前に進めてまいりましょう。職員の皆さんのご尽力をよろしくお願いいたします。
9月21日、国道222号牛ノ峠バイパス建設促進大会を開催いたしました。MJホールの大ホールが満席になるほどの多くの皆様がご参加をいただき、地域の熱意を国・宮崎県にしっかりとお伝えすることができたと考えています。担当の土木部や都市計画課の皆さんのご尽力に心からお礼申し上げるとともに、大会にご参加いただいた職員の皆さんにも心から感謝申し上げます。早期の事業再開に向けて、地域・官民一体となって取り組んでまいりましょう。
また、先月は大変嬉しいありがたいニュースがありました。
まず、平成30年4月にオープンした中心市街地中核施設「Mallmall(マルマル)」の来場者が、オープンから6年5ヶ月で1,000万人を突破いたしました。
また、令和5年4月にオープンした道の駅都城「NiQLL(ニクル)」についても、オープンから1年5ヶ月で来場者が200万人に到達いたしました。
両施設ともに、大変多くのお客様がお越しいただいており、心から感謝申し上げるとともに、スタッフの皆様・関係者の皆様の日頃のご努力のたまものであり、改めて心からお礼申し上げます。
今や都城を代表する施設となった「Mallmall(マルマル)」と「NiQLL(ニクル)」ですが、今後とも多くのお客様にお越しいただけるよう、皆で頑張ってまいりましょう。
さて、10月1日、石破茂内閣が発足し、10月9日に衆議院を解散し、10月15日公示、10月27日投開票の日程で衆議院議員選挙が執行されることが決定いたしました。
これに伴い、11月10日告示、11月17日投開票の日程で執行される予定であった都城市長選挙・都城市議会議員補欠選挙については、衆議院議員選挙と同日の投開票となり、10月20日告示、10月27日投開票の日程で執行されることになりました。
職員の皆さんには、通常業務に加えて、短期間かつトリプル選挙事務をお願いすることになりますが、選挙事務は地方自治体の担うべき事務であり、職員の皆さんには適正公正な選挙事務の執行をよろしくお願いいたします。
10月に入り、早いもので今年も残り3ヶ月、本年度も後半がスタートいたしました。今年4月に入庁された新規採用職員の皆さんは、10月1日から晴れて正式採用となりました。誠におめでとうございます。
この半年、社会人として、公務員としてスタートし、担当する仕事を覚え、また、それぞれが“人間力”を高めるために努力をされてきたことと思います。
今後とも、今の気持ちを忘れず、前向きかつ謙虚な気持ちで仕事に取り組んでいただければ幸いです。
なお、年度初めに申し上げたとおり、新規採用職員の皆さんはあと半年、周りの上司・先輩達に何でも聞けるという“新人特権”を持っています。大いに周りの上司・先輩に教えを乞うて、さらに成長していただきたいと思います。そして、半年後に入庁してくる後輩たちに、今度は先輩としてかっこいい背中を見せられるよう頑張ってください。大いに期待しています。
次に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第2部第3章~燃える集団となる~の3番目にある「本気で挑戦する」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の46~47ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。
【解説】
チャレンジ(新しいことをする・工夫をする・改善をする)が仕事であり、ルーティン(前例踏襲)は、仕事ではなく作業です。
人は得てして変化を好まず、現状を守ろうとしがちですが、チャレンジせず、現状に甘んじることは、成長を諦めることを意味します。
チャレンジとは、高い目標を設定し、常に新しいものを創り出していくことですが、本気で困難に立ち向かう勇気とどんな苦労もいとわない忍耐、そして努力があってこそ実現します。
「日本一の市役所」になるという強い意志を持ち、何事も漫然とやるのではなく本気で挑戦することで、より良い都城市の未来を創っていくことができます。
【エピソード】
私の今年度の個人的な目標として、消防の予防行政に活きてくるような資格取得及び能力の向上があります。今年は3種受験したのですが、そのうち最も取得したかった資格の試験で合格を逃してしまいました。全部合格を目指して本気で挑戦していたからこそ、その結果がとても悔しかったです。幸いにも、不合格だった試験は1月にも再受験することが出来るため、この悔しさを胸に、後悔を重ねないために、受験まで「本気の挑戦」をしていきたいと思います。
今回の経験で、「本気で挑戦する」こととは何かを知る良い機会となりました。本気で挑戦するからこそ、達成したときの喜びは何よりも大きく、失敗したときの悔しさは何よりも大きいのだと思います。私たち消防吏員の仕事は、人命に直結する場面が多い特殊なものであり、極端に言うと、仕事において本気の挑戦から生じる成功と失敗は「人の生と死」です。だからこそ、消防吏員は他のどのような職業よりも仕事に誠実に向き合い、命に向き合い、人命救助の最前線として本気で挑戦していかなければならないのだと強く感じました。
今回の「本気で挑戦する」ですが、これは私にとっても、とても重要なキーワードの一つです。先ほどの解説にもあったとおり、私は「チャレンジ(新しいことをする・工夫をする・改善をする)が仕事であり、ルーティン(前例踏襲)は仕事ではなく作業である」と考えており、我々は常に仕事をする、すなわち、チャレンジをしなければならないし、私は職員の皆さんと作業ではなく仕事をしたいのです。
さらに言えば、単に「挑戦する」だけでなく、「本気で挑戦する」、つまり、「強い意志・熱意を伴った挑戦」であることが重要であるということです。
先ほどの職員の皆さんのエピソードでも語られていたとおり、本気で挑戦しているからこそ、結果が出れば嬉しいし、結果が出なければ悔しいはずです。特に、悔しいという感情が湧き出てこないとしたら、それはまだ本気で挑戦していないということなのでしょう。
昔から、「やらされ仕事」は身につかないと言いますが、やはり、自分の意志で仕事を学ぼうとしなければ仕事は身につかず、ただ時間を浪費するだけになってしまいます。自分の意志で進んで学んで初めて、仕事も身につき、そこに嬉しさ・充実感が生まれるのだと思います。
何事に対しても、毎日こつこつ「本気で挑戦」していけば、1年後にはそうでない人とは雲泥の差がつくに違いありません。すべては自分次第、自分の心次第です。一緒に「本気で挑戦」してまいりましょう。
それでは、10月となり今年度も後半に入りました。毎年申し上げていますが、目の前の仕事に腰を据えてゆっくり取り組むことができるのは、おそらく11月末までです。12月以降は、年末年始、予算編成、3月議会、人事異動など、バタバタと物事が進んであっという間に年度末となります。やるべき仕事を先送りせず、しっかりと前に進め、結果を出してまいりましょう。以上で、今月のメッセージといたします。
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