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都城フィロソフィ「第1部 素晴らしい人生をおくるために」

記事ID:0003797 更新日:2019年10月29日更新

都城フィロソフィの第1部「素晴らしい人生をおくるために」を掲載します。

第1章 成功方程式(人生・仕事の方程式)

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の掛け算で決まります。そのため、能力があっても熱意に乏しければ、良い結果は出ません。逆に能力がなくても、情熱を燃やし、一生懸命努力すれば、能力に恵まれた人よりはるかに良い結果が得られます。

また、熱意を持って物事に取り組むことで、日々、能力は進歩します。

この熱意と能力に考え方が掛かります。考え方とは生きる姿勢そのものであり、プラスからマイナスまであります。

そのため、人生や仕事の結果を最良のものとするためには、熱意と能力とともに、人間としての正しい考え方を持つことが何より大切です。

 第2章 正しい考え方を持つ

あいさつが全ての基本

あいさつが全ての基本です。あいさつは、社会生活を営む上で欠かせないものです。したがって、簡単なあいさつすらきちんとできない人が、難しい仕事をすることなどできません。

どんなときでも、相手より早く、自ら笑顔であいさつする姿勢を持ち続けることが重要です。

あいさつによって、する側もされる側も、気持ちよく一日を過ごすことができます。職場においても、あいさつをきっかけとした会話で、さまざまな情報や仕事のヒントを得ることができます。

あいさつは、より良い人間関係を築く第一歩です。職場環境を良くし、職員の資質をより一層高めるためにも、あいさつに心を込めることが大切です。

身だしなみは人のため

市役所は、市民サービスを提供する「サービス業」であり、市民はお客様です。したがって、市役所での髪型や服装などの身だしなみは、お客様である市民がどう感じるか、いわゆる市民目線が全てです。提供するサービス自体が良くても、応対する職員の印象が悪ければ、全ての印象が悪くなることもあります。

身だしなみは、接する相手のために整えるものであり、時と場合に応じた清潔感のある身だしなみは、接遇の基本です。過度に意識した服装などは、自分のためのおしゃれでしかないことを肝に銘じ、日頃から互いに服装などを確認し合い、職員としてふさわしい身だしなみで接遇に努める必要があります。 

明るく元気に、素直な心で前向きに

多くの先輩たちが、どんな逆境にあっても、どんなにつらくても、常に明るい気持ちで理想を掲げ、希望を持ち続けながら一生懸命に努力を重ねてきた結果が、今日の都城市を築いています。

私たちも、この都城市を次の世代に引き継いでいく役割を担っていますが、暗く後ろ向きの姿勢では、物事をうまく進めることはできません。

非常に単純なことですが、まずは自分の、そして都城市の未来に希望を抱く必要があります。

そして、明るく元気に、人の話に耳を傾ける素直な心を持ち、前向きに生きていくことが、素晴らしい未来を創るためには必要です。

 感謝の気持ちを忘れず、謙虚に生きる

私たちが今日あること、そして存分に働けることは、市民はもちろん、職場の仲間や家族など、周りの多くの人たちの支えのおかげです。決して自分だけでここまで来ることができたわけではありません。

このことを忘れず、常に周りの人への感謝の気持ちや思いやりを持ち、互いに信じ合える仲間となって仕事を進めることが大切です。

また、初心を忘れることなく、人の話に耳を傾け、学び続ける謙虚な姿勢を持ち続けなければなりません。

おごることなく、謙虚な姿勢を持ち続けることは、周りの人からの信頼を得ることにもつながります。

 物事をシンプルに捉える

私たちは、ともすると考え過ぎて、物事を複雑に捉えてしまいます。しかし、物事の本質を捉えるためには、複雑な物事であってもシンプルに捉え直すことが必要です。物事は単純に考えれば考えるほど、本来の姿、すなわち本質に近づいていきます。

例えば、一見複雑に思える多種多様な市民ニーズへの対応も、突き詰めれば「市民の幸福と市の発展の実現」とのシンプルな目的に帰結します。

迷ったり壁にぶつかったりしたときには、原点に立ち返り、どのようにして複雑なものをシンプルに捉え直すかという考え方や発想の転換も必要です。

 損得ではなく善悪で判断し、人間として正しいことを貫く

大きな夢を描きそれを実現しようとするとき、その行動が正しいものであるかを、人間が本来持っている基本的な倫理観に沿って判断する必要があります。

「決まりを守る」「嘘をつかない」「他人を大切にする」などの人間としての基本的な考え方に立ち返るのです。

また、自分だけが良ければいいという自己中心的な考えで仕事を進めていないかを点検しなければなりません。

自分を犠牲にしても他人を助ける「利他の心」を持てば、視野が広くなるとともに、周りの人の協力も得ることができます。

利他の心を持って行動することは、最終的に自分の幸せにもつながっていきます。

第3章 熱意を持って、地道に努力を続ける

自ら燃える

物質には、自燃性・可燃性・不燃性のものがあるように、人間のタイプにも、熱意と情熱を持って自ら燃え上がる自燃性の人間、自燃性の人間が近くにいると燃える可燃性の人間、自燃性の人間が近くにいても燃えない不燃性の人間がいます。

私たちが目指すのはもちろん自燃性の人間です。熱意と情熱、そして強い意志を持ち、自ら考え積極的に行動する自燃性の人間になることで、周りの人を巻き込み、組織としても大きな力を発揮することができるようになります。

自ら燃えるためには、自分の仕事や人生を好きになるとともに、大きな夢や明確な目標を持つことが必要です。

 地道に努力を積み重ね、真面目に一生懸命仕事に打ち込む

大きな夢や目標を持つことは、人生において非常に大切なことです。

大きな夢や目標を実現するためには、地道に努力を一つ一つ積み重ねることが大切ですが、その際には、気の遠くなるほどの忍耐が必要です。また、目標と現実のギャップに思い悩むことがあるかもしれません。

しかし、努力なくして成功はないことを認識し、苦しいときやつらいときにこそ、誰にも負けない努力を積み重ねなければなりません。

常に謙虚で勤勉かつ誠実に努力を積み重ね、一生懸命に物事に打ち込んだ結果として、何かを成し遂げたときに、何ものにも代え難い喜びが得られるのです。


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