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霧島ファクトリーガーデン
「霧島ファクトリーガーデン」ってどんなところ?
本格芋焼酎「黒霧島」で全国に知られる霧島酒造が直営する複合施設「霧島ファクトリーガーデン」。
(↑広大な敷地は散策するのにもピッタリ)
総敷地面積1万6000平米の敷地内に、ショップやベーカリー、ミュージアムにグラウンド・ゴルフ場まで施設はさまざま。食べて、遊んで、見て、学んで…と楽しみ方もいろいろ。
霧島酒造が昭和30年(1955)に掘り当てた天然水「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」は敷地内で無料開放されていて、水を求めて訪れる人があとをたちません。
焼酎のことを深く知れる場所としてだけでなく、市民の憩いの場としても、特別なイベント会場としても活躍中のスポットなんです。
KIRISHIMA WALK FACTORYで工場見学
敷地内の焼酎製造工場は、「KIRISHIMA WALK FACTORY」として、焼酎の製造工程を見学できるように設計されています。見学は要予約、午前11時~、午後1時30分~、午後2時30分〜の1日3回開催。(所要時間約45分)。子ども連れでも参加可能で、1人からでも見学できます。
(↑見学者を出迎える霧島酒造の焼酎を育む霧島の自然を描いた「霧島ワンダーランド」(李恵))
見学できるのは、洗米・米蒸し→製麹→一次仕込み→芋蒸し・二次仕込み→蒸留の工程。
工場内を窓越しに見るだけでなく、映像や音、パネル展示など様々な仕掛けで焼酎について学ぶことができます。
(↑大量のサツマイモが蒸されていきます。おいしそう…)
(↑香りで焼酎の銘柄を当てられればあなたも焼酎ツウ!)
(↑焼酎造りに使うサツマイモの試食と水の試飲もできます)
霧の蔵ベーカリーでカフェタイム
霧島酒造が培ってきた「発酵技術」と焼酎造りの過程で生まれる「焼酎モロミ(焼酎粕)」を使ったパンを提供しているのがココ、霧の蔵ベーカリー。
(↑敷地の西側、緑に囲まれたベーカリー)
焼酎モロミを使ったパンは、香ばしい風味でソフトな食感が特徴。人気の塩パンや、石窯で焼き上げるマルゲリータなど、どれにしようか迷っちゃうほど。
(↑焼きたての香り、たまりません!)
イートインスペースもあるので、カフェ利用もOK。焼酎モロミを使っていますが、アルコールは一切含まれていないので、ドライバーやお子様も安心。
霧の蔵ブルワリーでお土産探し
ベーカリーで小腹を満たしたら、霧の蔵ブルワリーへ。ここは、レストラン・ショップ・クラフトビールの醸造施設が一体になった施設なんです。
前述した「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」を使ったクラフトビール「KIRISHIMA BEER」を製造・販売。
(↑左から「日向夏(発泡酒)」「ペールエール」「ピルスナー」「アンバー」「スタウト」各550円)
レストランでは、和・洋さまざまなメニューを味わうことができ、中には焼酎にも使われている「霧島 黒麹」を使ったものも。夏にはKIRISHIMA BEERが飲み放題のビアガーデンも開催されているので、ビール好きさんは要チェック。
ちなみにKIRISHIMA BEERはテイクアウト(各550円)もできます。
また、ショップでは霧島酒造の焼酎・クラフトビールのほか、オリジナルグッズ等を販売。
(↑ここでしか販売していない限定商品もあります)
霧島酒造の看板商品である黒霧島を使ったチョコレートやカステラ、あめなどもおすすめです。
焼酎のことをたくさん学んで、楽しんで、思っている以上に焼酎が身近なものなのだと感じさせてくれる焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン。
「焼酎を飲む」だけでない楽しみがここにはありますよ。
焼酎の里霧島ファクトリーガーデン
- 電話:0986-21-8111
- 住所:宮崎県都城市志比田町5480
- アクセス:宮崎自動車道都城ICから車で約15分
- 営業時間:午前9時~午後9時(霧の蔵ブルワリーは午前11時~午後9時、霧の蔵ベーカリーは午前9時30分~午後4時)
- 定休日:無休(臨時休業あり、霧の蔵ベーカリーは木曜定休)
- 駐車場:100台