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むかーしからみんな食べてる
ガネ
「ガネ」は、南九州(都城・鹿児島)地方の代表的な郷土料理。「ガネ」という言葉は、この地方の方言で「蟹」を意味します。からいも(甘藷)を細く切り、溶いた小麦粉に混ぜて揚げてできあがった姿が「蟹」に似ているように見えることから、その名が付いたと言われています。
ニンジンやゴボウ、玉ねぎなどを入れるなど、それぞれの家庭で少しずつ異なり、おかずや子どものおやつとして昔から作られてきました。
てげてげレシピ
材料
さつまいも:中1個
ごぼう:1本
人参:小1本
卵:1個
水:少々
小麦粉:100グラム
調味料
塩、砂糖:各少々
下準備
カライモ:皮を厚めにむいて大きめのせん切りにし、水にさらす
ごぼう:ささがきにし、水にさらす
人参:ささがきにする
作り方
手順1:卵を割りほぐし、水を加え小麦粉と上記の野菜をざっくり混ぜ、塩、砂糖少々で味付けする
手順2:箸やおたまを使って油にすくい入れ。中温でゆっくり揚げる
食べる・買う
市内の道の駅など物産販売所や、スーパーなどの惣菜コーナーで購入できます。
対面販売
「朝霧の里みやこんじょ」では、農事組合法人きらり農場高木の女性部のみなさんが、特設テントで揚げたての「ガネ」を販売しています。