ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 都城市トップページ > 分類でさがす > 文化・スポーツ > 歴史 > 都城島津邸 > 都城島津邸 > 所蔵史料 > 古文書 > 北郷家家臣団申合状(ほんごうけかしんだんもうしあわせじょう)

本文

北郷家家臣団申合状(ほんごうけかしんだんもうしあわせじょう)

記事ID:32766 更新日:2021年3月4日更新 印刷ページを表示する 大きな文字で印刷ページ表示

慶長3年(1598)11月1日付けで都城島津家の家臣達が署名・花押した申し合わせ状。

この書状によると、ここに名前を記した家臣たちは、長年にわたる朝鮮出兵に伴う在陣で苦労したことから、その慰労として、ささやかながら、一汁一菜にて終夜酒を酌み交わしたということである。そしてその後については、共に熟談した上で、異議のないようにしていくことを愛宕(あたご)様(さま)へ誓っています。

秀吉による朝鮮出兵は文禄元年(1592)から慶長3年(1598)の豊臣秀吉死去まで、長きにわたりました。島津軍に従っていた北郷三久率いる北郷勢も苦労しつつ滞陣していたことでしょう。在陣の労苦をしのばせる史料です。

北郷家家臣団申合状

みなさんの声を聞かせてください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?