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日々史
「庄内旧伝編集方」が作成した調査記録です。寛政10年(1798)9月3日、領主島津久倫(ひさとも)から「庄内旧伝」の編集が命じられ、記録奉行の北郷良之進を中心とする「庄内旧伝編集方」が設置されました。この史料には9月11日から11月18日までの記録が綴られており、記録奉行である重信弥市郎と荒川儀方が現地調査を行っていること、そこで史跡や古文書調査、さらには古老からの聞き取りを行っている様子が記されており、「庄内地理志」の編纂過程を具体的に知ることができます。
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「庄内旧伝編集方」が作成した調査記録です。寛政10年(1798)9月3日、領主島津久倫(ひさとも)から「庄内旧伝」の編集が命じられ、記録奉行の北郷良之進を中心とする「庄内旧伝編集方」が設置されました。この史料には9月11日から11月18日までの記録が綴られており、記録奉行である重信弥市郎と荒川儀方が現地調査を行っていること、そこで史跡や古文書調査、さらには古老からの聞き取りを行っている様子が記されており、「庄内地理志」の編纂過程を具体的に知ることができます。