本文
県独自の「緊急事態宣言」の継続を受けての市長メッセージ(令和3年1月20日)
まずは、新型コロナウイルスに感染された皆様に対しお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈り申し上げます。
また、私たちがこれまでに経験したことのない状況の中、感染された方々を懸命に治療されておられる医療従事者の皆様に心から敬意を表し、深く感謝申し上げますとともに、外出自粛にご協力をいただいている全ての市民の皆様、県独自の「緊急事態宣言」にかかる午後8時以降の営業自粛にご協力をいただいている飲食業に関わる皆様に、深く感謝申し上げます。
さて、都城・北諸県圏域の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数につきましては、全ての市民の皆様のご協力とご努力によりまして、「緊急事態宣言」が発出された1月7日の59.7人から、本日1月20日には14.0人と大幅に減少しております。あらためて、深く感謝申し上げます。
ただし、コロナ終息には、まだまだ長い道のりがございますので、市民の皆様の引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。
そうしたなか、本日、河野知事は、1月7日に県全域に発出した県独自の「緊急事態宣言」を、2月7日まで継続することを公表されました。
これに伴い、宅配・テイクアウト専門店を除く全ての飲食店等にかかる、午後8時までの営業時間短縮要請が継続となり、また、本市の公共施設の休館も継続することといたします。
一方、市内全54校の小・中学校の休業につきましては、当圏域の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が減少傾向にあること等に鑑み、1月22日をもって休業の措置を解除いたします。
新型コロナウイルス感染症の1日も早い終息に向け、本市としましては、引き続き、国や県と連携しながら様々な対策を講じてまいりますが、最も重要なのは、市民の皆様お一人おひとりの感染防止の徹底であります。
そこで、改めて、今一度、「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」といった基本的な対策の徹底を、強くお願い申し上げます。
なお、これまで感染が公表された際、根拠のない噂やデマが広がり、心を痛めた方々もいらっしゃいます。加えて、最前線で感染された方の治療に当たっていただいている医療従事者への偏見についても問題となっております。
悪いのはウイルスであって、感染した人や医療に従事する人ではありません。
市民の皆様におかれましては、自分や大切な人が感染した場合に置き換え、感染に関わる情報について憶測をもとに広げることを厳に慎み、国や県および市が発信する正しい情報に基づいた冷静な対応をお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息のために、全ての市民が力を合わせて、感染防止対策に取り組んでまいりましょう。
令和3年1月20日
都城市長 池田 宜永