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「感染拡大緊急警報」の発令を受けての市長メッセージ (令和3年8月4日)
ご承知のとおり、政府は、東京都と沖縄県に出されている緊急事態宣言を8月31日まで期間を延長するとともに、埼玉・千葉・神奈川・大阪の4府県にも緊急事態宣言を発令いたしました。また、北海道・石川・京都・兵庫・福岡の5道府県には、まん延防止等重点措置を8月2日から31日まで適用することを決定いたしました。
全国的にも、多くの都道府県において1日当たりの感染者数の確認が過去最多を連日更新し、また、全国での1日の感染者確認数も1万人を超える等、感染が急拡大しております。本県においても、宮崎・東諸県圏域や西都・児湯圏域を中心に感染が急拡大しており、予断を許さない状況となっております。
こうした状況を踏まえ、本日(8月4日)、宮崎県は県下全域の警報レベルをレベル2(特別警報)からレベル3(感染拡大緊急警報)に引き上げました。また、感染が急拡大している宮崎・東諸県圏域と西都・児湯圏域を感染急増圏域(赤圏域)に指定し、その他の市町村を感染警戒区域(オレンジ区域)に指定しました。
今回の感染警戒区域(オレンジ区域)への指定を受け、本市にも8月6日から24日まで、以下のとおり要請がありました。
- 会食は4人以下、2時間以内
- イベントの開催制限
- 高齢者施設・障がい者施設の面会制限
- 高齢者、基礎疾患がある方、高齢者施設・障がい者施設・医療機関従事者の会食は家族などいつも一緒にいる身近な人に限る
こうした中、感染拡大を防ぐためには、市民の皆様お一人お一人の感染拡大防止の取り組みが欠かせません。県外との不要不急の往来自粛等にご協力をいただきますとともに、引き続き、「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」といった基本的な感染防止対策の徹底をよろしくお願い致します。
また、ワクチン接種につきましては、市民の皆様のご理解と医療関係者のご協力により、政府が当面の目標としていた「7月末までの65歳以上の方々のワクチン接種完了」は、本市ではある程度達成されたと考えております。一方で、国からのワクチン供給の停滞等により、ワクチン接種のスピードがやや落ちていることも否めませんが、ワクチン接種の進み具合が、直接コロナ収束に繋がりますので、できるだけ早く、希望する市民の皆様にワクチン接種ができるよう、引き続き最大限の努力をしてまいります。
新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束のために、全ての市民が力を合わせて頑張ってまいりましょう。
令和3年8月4日
都城市長 池田 宜永