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県独自の「医療非常事態宣言」の期間延長を受けての市長メッセージ(令和4年8月31日)

記事ID:49184 更新日:2022年8月31日更新

県内における直近の新規感染者数は減少傾向に転じているものの、病床使用率は高止まりしており、ぜい弱な本県の医療提供体制はひっ迫し、危機的な状況にあります。

このような状況を踏まえ、医療提供体制については厳しい状況が続くことが見込まれるため、本日(8月31日)、宮崎県は県下全域を対象に発令している県独自の「医療非常事態宣言」を9月21日まで延長することを決定しました。
​今回の延長を受け、県から県民の皆様に対する行動要請(混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出・移動の自粛、会食の制限等)についても同様に延長されています。

また、保健・医療を守るために、県から県民の皆様に対し、以下のとおり、お願いが出ております。 

  • 地域医療を守るために
    できるだけ平日の日中に受診を!
    ・症状が悪化する前に早期にかかりつけ医等の受診を!
    ・検査のためだけの救急外来の受診は控えて!
    ・有症状者のうち、65歳未満で、かつ、基礎疾患を有しない方は、陽性者登録センターが配布する抗原検査キットの活用を!
    ・感染したり、濃厚接触者となった方の療養、待機の開始・終了時には検査証明を求めることは控えて!
  • 保健所機能を守るために
    ・陽性や濃厚接触となった場合の療養・待機期間の考え方等の必要な情報は、県のホームページ上で確認を!(保健所への電話は控えて)
  • お困りの方へいち早く支援を届けるために
    ・感染の場合に備え、1週間程度の食料や解熱剤等の備蓄を!

さて、第7波における都城・北諸県圏域の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数につきましては、8月中旬には2,700人を超える日があるなど、これまでに経験したことのない爆発的な感染拡大となっています。
全ての市民の皆様の御理解・御協力により、徐々に減少してきてはおりますが、第7波収束には、まだまだ厳しい状況でありますので、市民の皆様の引き続きの御理解と御協力をお願いいたします。

新型コロナウイルスは、高齢者ほど重症化しやすいことが明らかになっております。
市民の皆様には、大切な御家族を守るためにも、これまで以上に、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出・移動の自粛、会食の制限、早期の医療機関の受診等をしっかりと遵守いただきますとともに、引き続き、うつらない・うつさないための基本的感染防止対策(「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」等)の徹底を強くお願いいたします。​

令和4年8月31日
都城市長 池田 宜永


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