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救急救命士による気管挿管が平成16年7月から、薬剤 (アドレナリン) 投与が平成18年4月から始まっています。
救急現場で救急救命士が行う、心肺停止(心臓、呼吸が停止)の傷病者に対する気管に直接チューブを入れる気管挿管や、心臓の動きを再開させるための薬剤としてアドレナリンを使用することが認められました。
気管挿管と薬剤のアドレナリンを使用するためには、それぞれ病院での実習が義務付けられています。これらの救命処置により、救命率の一層の向上が期待されています。いずれの実習も、患者さんやご家族のご理解とご協力が必要です。
救急の高度化のため、実習へのご理解とご協力をよろしくお願いします。
麻酔科医師の指導の下、手術室で気管挿管を実習します。
医師、看護師の指導の下、病院内で薬剤投与処置を実習します。