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市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
まず、新型コロナウィルスについてでありますが、ご承知のように、中国に端を発した新型コロナウィルスは、世界中に感染が拡がっており、日本でも東京・大阪・愛知等の都市部を中心に全国各地で多くの方々が感染されています。そうした中、宮崎県でも3月4日に1名、3月17日に2名の方の感染が確認されております。
残念ながら、亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、感染された方々の1日も早い回復を心からお祈りいたします。
幸い、現在のところ、本市での感染者は確認されておりませんが、いつ何時感染者が発生するか分からない状況です。この間、職員の皆さんには、それぞれの部署で適切に対応して頂いており、心から感謝申し上げます。
仮に、本市で感染者が発生した場合は、迅速かつ適切に対応してまいりますが、まずは我々一人ひとりが、手洗いの励行とマスクの着用を、また、3つの密(密閉空間・密集場所・密接場面)を避ける行動をとるなど、適切な対応を取っていくことが何より重要であります。
正しく恐れつつ、冷静に対応し、世界が一致団結してこの見えない敵に打ち勝つしかありません。現状では、長期戦での対応が必要になるかもしれませんが、皆で頑張って乗り越えてまいりましょう。
さて、4月1日から社会人としてスタートした新規採用職員の皆さん、入庁誠におめでとうございます。市民・職員を代表してお祝いを申し上げますとともに、心より歓迎いたします。今は期待と不安が入り乱れた心持ちではないかと思いますが、一昨日の講話でもお話しした通り、この1年間は、皆さんには周りの上司・先輩に教えてもらう権利を有していますので、大いに周りに聞いて教えてもらい、一日も早く仕事を覚えて頂きたいと思いますし、周りの上司・先輩の皆さんには御教示方宜しくお願い致します。
そして、「明るく元気で素直で人間力溢れる職員」を目指して、常に目標・夢を高く掲げ、それに向けて精一杯努力し、社会の役に立つ素晴らしい人間になって頂きたいと思います。一緒に頑張ってまいりましょう。
また、4月1日付で人事異動が発令されました。新年度を迎え、4人の新しい部長、18人の新しい課長が誕生し、さらには昇任・異動等により新たな職場・立場・メンバーになってのスタートであります。
2月のスマイルメッセージでも申し上げましたが、職員の皆さん一人ひとりが、与えられた目の前の仕事に積極的かつ真面目に一生懸命取り組んで頂くことを切に願うとともに、「チームみやこんじょ」で前に進んでまいりましょう。
なお、毎年4月、市役所本庁舎各部課、総合支所等の本庁以外の職場を訪問して職員の皆さんに直接挨拶をさせて頂いており、今月もその予定でおりましたが、現下の状況を踏まえ、今年度は実施を見送りたいと思いますので、ご理解のほど宜しくお願い致します。
ところで、「都城フィロソフィ」ができて1年が経過致しました。新規採用職員の皆さんもいらっしゃるので再度お話ししますが、「都城フィロソフィ」とは、都城市役所で一番大切な資源である人財(ヒト)、すなわち、職員の皆さん一人ひとりの人財育成によって組織(市役所)活性化を図り、その結果、市民の幸福と市の発展を実現するための人財育成の重要な指針であり、この中には、私がこれまで事ある毎に職員の皆さんにお話してきた「仕事をする上での8つの心得」や「自治体経営の考え方」も包含されています。
昨年7月には全職員にフィロソフィ手帳が配付され、職員の皆さんは常時携行されていると思いますが、今年度からは都城市に赴任している全教職員の皆さんにも配付されると承知していますし、市民の皆様からのご要望を踏まえ、市民の皆様には1冊500円で実費販売することになっております。
いずれにしても、今後とも私を含めて全職員で「都城フィロソフィ」を学び、市民の幸福と市の発展の実現のために更に尽力してまいりましょう。職員の皆さんのご理解を宜しくお願い致します。
さて、私は市長就任以来、新年度最初4月のスマイルメッセージで「挨拶」の重要性について毎年申し上げておりますが、職員の皆さんにおかれては、仕事に取り組むに当たって、まずは「挨拶」をきちんと励行して頂きたいと思います。有り難いことに、最近は市民の皆様から、「職員の皆さんが気持ちの良い挨拶をしてくれるようになった」とか「接遇が素晴らしい」等々のお褒めの言葉を頂くことが本当に増えました。職員の皆さんの日頃の心がけの賜物であり、心から感謝申し上げます。
先ほど申し上げた「都城フィロソフィ」でも、当然ながら、第1部第2章~正しい考え方を持つ~の第1項目に「あいさつがすべての基本」と記載されています。お手元にあるフィロソフィ手帳の8~9ページにある解説には次のように書かれています。
『あいさつが全ての基本です。あいさつは、社会生活を営む上で欠かせないものです。したがって、簡単なあいさつすらきちんとできない人が、難しい仕事をすることなどできません。
どんなときでも、相手より早く、自ら笑顔であいさつする姿勢を持ち続けることが重要です。
あいさつによって、する側もされる側も、気持ちよく一日を過ごすことができます。職場においても、あいさつをきっかけとした会話で、さまざまな情報や仕事のヒントを得ることができます。
あいさつは、より良い人間関係を築く第一歩です。職場環境を良くし、職員の資質をより一層高めるためにも、あいさつに心を込めることが大切です。 』
この解説にもあるとおり、「挨拶」は社会生活を営む上での基本中の基本であります。私は「挨拶できない人は仕事もできない」と考えています。すなわち、挨拶すらできない人がどうやって難しい仕事をすることができるのか? ということです。
したがって、職員の皆さんには、市民の皆様に対する挨拶・接遇はもちろんですが、職員同士でも気持ちのいい挨拶・接遇を励行して頂き、その際には、「あ」明るく、「い」いつも、「さ」先に、「つ」続けて、を心掛けて頂きたいと思います。こうしたことの積み重ねが、市役所という職場環境を更に良くし、また、職員一人ひとりの資質も更に引き上げてくれると確信しています。どうぞ宜しくお願い致します。
それでは、今年度も、新たな体制の下、職員の皆さんと一緒にあらゆることに“本気で挑戦”して本市を更に躍動させ、“市民の皆様の幸福と本市の更なる発展”を実現していきたいと考えておりますので、職員の皆さんの引き続きのご理解ご協力を心からお願い申し上げ、今月のメッセージと致します。今年度もどうぞ宜しくお願い致します。
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