第96回市長のスマイルメッセージ(令和2年12月1日放送)

皆さん、おはようございます。

まず冒頭ですが、昨日、鳥インフルエンザが日向市で確認されました。生産者の皆様には日頃から防疫に大変ご尽力を頂いているところでありますが、県内で鳥インフルエンザが確認されたということで、これまで以上に防疫に力を入れて頂きたいと思っております。また、本市においては、いざというときに備えて、担当を含めしっかりと準備をしてまいります。
市民が一丸となって、そして、県民が一丸となって、この鳥インフルエンザを封じ込めるために最大限の努力をするべき、そのように思っているところであります。
関係者の皆様方のご尽力をよろしくお願い申し上げたいと思います。

さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、皆さんご承知の通り、全国で感染者が急増してきており、まさに第3波の真っ只中の状況だと思いますが、本県においても、残念ながら、宮崎市を中心に感染者が増加している状況です。本市においては、11月以降5名の感染者が確認されており、累計で47名の感染者が確認されております。
そうしたなか、12月に入り、忘年会シーズンでもあり、年末年始も控えておりますが、まずは、市民の皆様には、これまで以上に（1）手洗い・咳エチケットの徹底、（2）マスクの着用、（3）身体的距離の確保、（4）3つの密（密閉・密集・密接）の回避といった「新しい生活様式」を心掛けて頂くとともに、先般、菅総理からもありましたように、会食等される場合は、「静かなマスク会食」を徹底して頂くよう、どうぞよろしくお願いいたします。私自身、マスク会食を推奨し実践していますが、確かに最初は慣れないところがあります。しかし、慣れてしまえば、逆に会話をする時も安心できます。マスク着用が感染拡大防止に大きく寄与することを鑑みると、きちんとマスク着用での会食を実践して頂くよう、よろしくお願い致します。

さて、先般の市長選挙におきまして、市民の皆様のご信任を頂き、三期目の当選をさせて頂きました。市民の皆様に心から感謝申し上げますとともに、二期連続の無投票ということで、更に更に重い負託を頂いたと考えており、改めて身の引き締まる思いであります。
この8年間、私は一貫して「自治体経営」という考え方に基づき、「都城市民の幸福と都城市の発展」、その一点のために、あらゆることに“本気で挑戦”し、全身全霊で市政に取り組んでまいりました。この間の職員の皆さんのご尽力に対し、心からお礼申し上げます。

11月22日より三期目がスタートしたわけですが、三期目におきましても、引き続き「自治体経営」の考え方の下、「都城市民の幸福と都城市の発展」のために、あらゆることに、これまで以上にスピード感を持って“本気で挑戦”し、結果・成果を市民の皆様にお届けしたいと考えておりますので、職員の皆さんの更なるご尽力をよろしくお願い致します。
これからの4年間についてですが、まずは新型コロナ対策にしっかりと取り組み、感染拡大防止と社会経済活動の回復を両立すべく、最大限の努力をしてまいります。
その上で、これまで8年間推進してきた様々な取り組み、すなわち、3つの宝（1）農林畜産業、（2）地の利、（3）次世代を担う子どもたちをより一層輝かすための各施策、子ども・子育て支援をはじめとする各重要施策、市民サービスの更なる向上や対外的なPR等について、更にレベルアップさせていきたいと考えています。
これに加え、本市で昨年度から取り組みを強化している「デジタル化の推進」については、今後、国での取り組みもスピード感を持って前進していくと思います。私自身も、国のデジタル改革関連法案ワーキング・グループのメンバーに選出され、先月末まで、今後の我が国のデジタル化の方向性やデジタル庁のあり方等について意見を述べてきましたので、そうしたことも踏まえると、本市においては、全国の地方自治体に先んじて、あらゆる分野でこれまで以上に強力にデジタル化を推進していく所存でありますので、職員の皆さんの更なるご尽力をよろしくお願い致します。

さらに、今後の具体的な事業の展開としては、まずは都城志布志道路は、今年度末で計画の7割超が開通し、横市ICから志布志ICまで直通しますが、私としては三期目の間に全線開通を実現すべく最大限の努力をしてまいります。
また、宮崎県立陸上競技場、都城運動公園の整備に加え、都城インター工業団地桜木地区や新しい道の駅・都城、関之尾公園のリニューアルといった各種重要事業も予定しておりますし、加えて、民間事業ではありますが、ホテル・レストラン・スーパーマーケット等を有する新しい民間施設が、中心市街地中核施設・Mallmall（マルマル）エリアで年明けにはいよいよ着工すると聞いており、これから4年間も本市は更に発展すると確信しております。

しかしながら、こうした各政策をスピード感も持って前進させていくためには、我々一人ひとりが「強い思い＝みやこんじょ愛」を持ち、同じ方向を向いて仕事に従事しなければならないと考えます。
そこで、三期目のスタートで職員の皆さんにまずもって申し上げることは、「都城フィロソフィ」の柱にも据えていますが、私がこの8年間、言い続けている「挨拶」であります。
「挨拶は人間として、社会で生きていく上での最低条件」、「挨拶できない人は仕事もできない」というのが私の一貫した考えであり、引き続き「気持ちの良い挨拶」を励行することを強くお願いいたします。
また、「挨拶」と同じく「接遇」にも、引き続きしっかりと取り組んで頂きたいと思います。すなわち、「市民の皆様はお客様」との認識で常に行動し、「市民ファースト」を徹底して頂きますよう、よろしくお願いいたします。

そして、こうしたことを大前提として、仕事をする際には、「スピード感」と「チャレンジ」、「大局観」を持って取り組み、「結果を出す」ことにこだわって仕事を行って頂きたいと思います。まずは私自身が、これまで以上にスピード感を持ってあらゆることにチャレンジしていきますが、職員の皆さんも、これまで以上に「スピード感」「チャレンジ」「大局観」「結果」を意識して仕事に取り組んで頂きますよう、よろしくお願いいたします。
私は「チャレンジなくして成功・成長なし」と強く思っています。私が先頭に立って「本気で挑戦」してまいりますので、職員の皆さんも是非とも、何事にも本気で挑戦して頂き、一緒により良いふるさと・都城を創ってまいりましょう。

最後に改めて、これから4年間の職員の皆さんの絶大なるご理解とご尽力を心からお願い申し上げ、今月のメッセージと致します。どうぞ宜しくお願い致します。