第97回市長のスマイルメッセージ(令和3年1月5日放送)

記事ID：29016 更新日：2021年1月5日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
市長のスマイルメッセージの画像

令和3年1月5日(火曜日)

皆さん、明けましておめでとうございます。コロナ禍という、いつもとは全く違う状況ではありますが、職員の皆さんにおかれましては、ご家族・ご親戚・ご友人等とともに、新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

さて、昨年は、世界中で新型コロナウイルス感染症が拡大し、本市としても様々な対応をしなければなりませんでしたが、職員の皆さんの多大なるご尽力のおかげで、感染拡大防止対応はもちろんのこと、国の「特別定額給付金事業」や市独自の「がんばろう都城！事業者支援金」、「がんばろう都城！ふるさと応援券」といった多くの緊急対策事業にも、極めて迅速に対応していただきました。心から御礼申し上げます。
また、昨年後半から全国で発生が続いている高病原性鳥インフルエンザにつきましても、本市農場等での発生時には、大変寒い中、畜産課を中心に農政部はもちろんのこと、市役所をあげて全庁体制で迅速に殺処分・埋却・消毒作業等に従事していただき、大変有難くまた心強く、改めて心から感謝申し上げます。
さらには、年末年始の寒波襲来では、水道管凍結に備えた上下水道局をはじめ、各部各課がそれぞれの業務で素早く必要な事前準備や適切な対応を行っていただき、本当にありがとうございました。

そうした中、皆さんご承知のとおり、新型コロナウイルス感染症については、本市において昨年末から感染者数が急増し、大晦日には、県が本市を県独自の感染区分「感染警戒地域（オレンジ地域）」に指定したわけですが、その後、市内高齢者施設でのクラスター認定、延岡の運動施設での県立学校生徒等の集団感染等も重なり、本市の感染状況は極めて危機的な状況であると考えています。
市民の皆様や、職員の皆さんには、これまで以上に感染拡大防止対策に万全を期していただくよう、強くお願い申し上げます。必ず乗り越えられます。市民・職員が一丸となってこの困難な状況を乗り越えてまいりましょう。

こうした状況の中ではありますが、本年におきましては、まずは新型コロナウイルス感染症対策にしっかりと取り組み、感染拡大防止と社会経済活動の回復を両立すべく、最大限の努力をしてまいります。また、高病原性鳥インフルエンザの対応につきましても万全を期してまいる所存であります。
その上で、本年におきましては、これまで8年間推進してきた様々な取り組み、すなわち、3つの宝（1）農林畜産業、（2）地の利、（3）次世代を担う子どもたちをより一層輝かすための各施策、子ども・子育て支援をはじめとする各重要施策、市民サービスの更なる向上や対外的なPR等について、職員の皆さんのお力添えをいただきながら、さらにレベルアップさせていきたいと考えています。
それに加え、本年からは、これまで以上に「デジタル化の推進」に力を入れていきたいと考えております。市役所全体、ひいては本市全体でのデジタル化を進め、市民の皆様にデジタル化の恩恵をしっかりとお届けしたいと考えております。
そうしたことからも、本市においては、全国の自治体に先んじて、あらゆる分野で強力にデジタル化を推進していく所存でありますので、職員の皆さんのご理解ご協力を何卒よろしくお願い致します。

それでは最後に、新型コロナウイルス感染症が早期に終息するとともに、令和3年、今年1年が、皆さんにとりまして幸多き素晴らしい年でありますことを心からご祈念申し上げ、年頭のメッセージと致します。本年もどうぞよろしくお願い致します。