第99回市長のスマイルメッセージ(令和3年3月2日放送)

記事ID：33487 更新日：2021年3月2日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

市長のスマイルメッセージの画像

令和3年3月2日(火曜日)

皆さん、おはようございます。

まず、高病原性鳥インフルエンザにつきましては、2月24日、本市農場で今シーズン3例目、県全体で12例目の発生が確認されましたが、今回の発生においても、農政部、畜産課を中心に市役所をあげて全庁体制で、迅速に殺処分・埋却・消毒作業等に従事していただきました。殺処分・埋却・消毒作業等に従事していただいた職員の皆さんに心から感謝申し上げます。引き続き、消毒ポイントでの消毒作業もありますが、これ以上感染が拡がらないよう、しっかりと対応してまいりましょう。
また、新型コロナウイルスに関してですが、ご承知の通り、首都圏を除く6府県については、2月28日で緊急事態宣言が解除されましたが、首都圏の1都3県への緊急事態宣言は3月7日まで継続されております。一方、本県独自の緊急事態宣言は、2月8日、警戒レベルをレベル3の「感染拡大緊急警報」に1段階引き下げられましたが、こちらも3月7日まで継続されております。
そうした中、本市では、2月4日以降の感染者の確認がありませんが、これはすべて、市民の皆様お一人おひとりが感染拡大防止にご尽力いただいている賜物であり、改めて心から感謝申し上げます。
本市においても、医師会をはじめとする関係者のご理解ご協力の下、今月から医療従事者の皆様を皮切りに、順次ワクチン接種を進めてまいりますが、市民の皆様には、引き続き、人と人との接触の機会を極力減らすためにも、「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密（密閉・密集・密接）回避」といった基本的な対策の徹底をよろしくお願いいたします。

さて、2月24日、市議会3月定例会が開会し、令和3年度当初予算をはじめとする各種議案を市議会に提出いたしました。まずは、令和3年度当初予算の策定にあたり、職員の皆さんにはご尽力いただき、誠にありがとうございました。今後、市議会においてご審議をいただきますが、当初予算の可決成立に向けて、職員の皆さんの引き続きのご尽力を宜しくお願いいたします。
なお、具体的な施策の内容等につきましては、財政課作成の「令和3年度当初予算のポイント」等の各種資料に分かりやすく纏めておりますので、毎年申し上げておりますが、全職員が必ず当該資料をご覧いただき、本市の基本的な考え方・方向性（大局観）をご認識頂いた上で、ご自身の仕事に取り組んでいただきますようお願いいたします。

次に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、フィロソフィの第2部第2章～全員の心を一つにする～の2項目である「ベクトルを合わせ、チームで取り組む」についてお話します。フィロソフィ手帳の48～49ページにある解説には次のように書いています。「人には、それぞれさまざまな考え方がありますが、それぞれの力のベクトルがそろわなければ、力は分散してしまい、一つの大きな力とはなりません。このことは、個人プレーだけでは勝てない野球やサッカーなどの団体競技を見ればよく分かります。みんなでベクトルを合わせるためには、報告・連絡・相談、いわゆる「報・連・相」を怠らないこと、そして、職場全体で足並みをそろえて互いに助け合うことを意識しなければなりません。チームの力が同じベクトルに集結したとき、何倍もの力となって驚くような成果を生み出します。1＋1が3にも5にもなるのです。」
実は、今回のフィロソフィについては、職員の皆さんはすでに色々な場面で体現していただいております。例えば、全庁で取り組んできている文書管理、ファイリングシステムの維持管理であります。今年度の目標を「全部署での評価Ａ」として取り組んでいただきましたが、職員の皆さんのご尽力により「全部署での評価Ａ」という目標を達成していただきました。素晴らしい取組であり、心からお礼申し上げます。
また、先般発表された今年度の県広報コンクールにおいて、広報都城12月号が、広報誌部門（市部）で第一位となる特選、広報都城8月号12ページが写真部門で入選いたしました。これもベクトルを合わせ、チームが一丸となって取り組まないと達成できないことだと思います。秘書広報課・広報担当には心からお祝い申し上げます。職員の皆さんには、今後ともベクトルを合わせ、チームで仕事に取り組んでいただければと思います。

それでは最後に、今月末で退職を迎えられる職員の皆様に対し、一言挨拶を申し上げます。
退職を迎えられる皆様におかれましては、これまで長きに亘り、市民の幸福と本市発展のために多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございました。市民・職員を代表して、心から感謝とお礼を申し上げます。
一方、昨年度に引き続き、コロナ禍での年度末となり、退職される職員の皆様を盛大にお送りすることがままならない状況であること、非常に残念であると同時に、申し訳ない気持ちでいっぱいであります。
退職まで残り1ヶ月となりましたが、最後まで市民のために力を尽くしていただきますようお願い申し上げます。
そして退職後は、まずは「健康第一」でお過ごしをいただき、皆さん本当にまだまだお若くお元気ですので、次のステージでさらにご活躍されることを祈念するとともに、市民のお一人として、引き続き、本市のためにも力をお貸し頂ければ幸いであります。
最後に改めて、退職を迎えられる職員の皆様、そしてご家族の今後益々のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、私からのお礼と感謝の言葉といたします。長い間、本当にありがとうございました。そして、最後までどうぞ宜しくお願いいたします。