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市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、ご家族・ご親戚、またはご友人の皆様とともに、輝かしい新年をお迎えのことと心からお喜びを申し上げます。
また、昨年は、市長に就任させて頂いて1年目でありましたが、皆さんのお支えのおかげで、何とか市長の職責を果たすことができたと考えております。改めてお礼を申し上げたいと思います。
特に、政策面では、7つのマニフェストの実現、特に、基幹産業である農林畜産業、地の利、次世代を担う子どもたちという、都城が持っている3つの宝を輝かせる政策を中心に、さまざまな取り組みを進めてまいりました。
一つ目の"農林畜産業の振興・活性化"につきましては、六次産業化推進事務局を新設し、やる気のある農林畜産業者の支援や8月の6次産業化推進大会の開催、また、畜産業につきましても、10月から11月に開催された県畜産共進会において、生産者と農協・行政が一体となって取り組んだことで、関係者全体の空気が変わってきたことが感じられ、全員の気持ちが前を向いていることを大変嬉しく思っております。
二つ目の"地の利"の拡大につきましては、念願の都城志布志道路の県境二区間の新規事業化と山之口サービスエリアスマートインターチェンジの整備決定という、地の利拡大策の二つの大きな事業が動き出すとともに、平成27年春に移転開院予定の、新しい市郡医師会病院の工事が始まりました。また、都城インター工業団地、穂満坊地区の造成と、大井手地区のコスモス薬品の進出が決まるなど、大きく前進した年となりました。
そして、三つ目の"人間力あふれる子どもたちの育成"につきましても、ALT(外国語指導助手)や図書館サポーターの増員、市内全小中学校での学校運営協議会の導入、毎月第3日曜日の、「家庭の日」の推進などに取り組んだところであります。
そして、今年、平成26年におきましては、都城の持つ、3つの宝を輝かせる政策をさらに前に進めていくとともに、特に、今年は“都城の広報=PR"にもこれまで以上に力を入れていきたいと考えており、そのための新たな取り組みを進めていく予定にしております。
さらに、都城大丸跡地の再生につきましては、昨年10月末に概要を発表致しましたが、今後、株式会社ハートシティ都城とともに、官民一体となって取り組みをさらに進めてまいりたいと考えております。
しかしながら、こうした施策を進めていくに当たりましては、市民の皆様のご理解、そして職員の皆さんの、お力添えなしには全く前に進めることはできません。したがいまして、職員の皆さんにおかれましては、これまで同様、"仕事をする上での8つの心得"を常に心に留めて頂きながら、"市民第一"、すなわち、利己ではなく"利他"の心を持って、明るく前向きに仕事に取り組んで頂きますよう心からお願いを申し上げます。
今年は「午年」であります。今年一年が、本市にとりまして、そして、皆さんにとりまして、まさに"馬のように軽やかに駆け上がる飛躍の年"となりますことを心からご祈念申し上げて、私の新年のメッセージといたします。今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。