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第100回市長のスマイルメッセージ(令和3年4月2日放送)

記事ID:34836 更新日:2021年4月2日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。 

市長のスマイルメッセージの画像

令和3年4月2日(金曜日)

皆さん、おはようございます。市長就任以来、毎月月初めに職員の皆さんにお伝えしている、このスマイルメッセージも、令和3年度最初の今回で100回目となりました。大変有難い限りであり、市民の皆様、職員の皆さんに心から感謝申し上げます。
さて、まずは新型コロナウイルスに関してですが、ご承知の通り、首都圏を除く6府県については、2月28日で緊急事態宣言が解除され、首都圏の1都3県への緊急事態宣言も3月21日で解除されましたが、その後、全国的に感染再拡大の兆候が散見され、第4波が懸念される状況となり、政府は昨日、大阪府・兵庫県・宮城県を「まん延防止等重点措置」の対象としたところであります。
そうした中、3月28日、本市で2月4日以来52日ぶりに新型コロナウイルスの新規感染者1名が確認され、その後、3月30日に7名、3月31日に4名と感染者が確認され、県は感染集団(クラスター)と認定いたしました。
今回の感染経路も、残念ながら、これまで県内・市内で見られる典型的な感染経路、すなわち、県外に行かれた方が、おそらくは県外で飲食店等を利用して感染、都城に戻られてご家族・ご友人等と会食して感染拡大といった経路のようです。
新型コロナウイルスは収束どころか再拡大の兆しがあり、我々は、感染リスクは常に存在すると意識して行動しなければなりません。
したがいまして、引き続き、人と人との接触の機会を極力減らすためにも、「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」といった基本的な対策の徹底をよろしくお願い致します。また、特に、今回の感染が会食を機に広がっていることから、会食の際には、「感染拡大地域での会食、県外から来県された方との会食は必要最小限にする」「大人数、長時間にならず、マスク無しでの会話はしない」「飲酒は適量」等を心がけてください。
私の個人的意見でいうと、何よりも重要なのは「マスク着用」ではないかと思っています。感染が確認・拡大する場面は、往々にしてマスクを外す場面が多いことを考えると、「マスク着用」の重要性を再認識する必要があると思います。
そうした中、今年度の最大のミッションは、市民の皆様へのワクチン接種であります。本市においても、医師会をはじめとする関係者のご理解ご協力の下、これまでに医師会病院スタッフや医療従事者の皆さんに接種を始めており、今後、高齢者の皆様の接種へと進んでまいりますが、国・県としっかり連携して、できるだけ早く多くの市民の皆様にワクチン接種ができるよう、取り組んでまいります。
さて、4月1日から社会人としてスタートした新規採用職員の皆さん、入庁誠におめでとうございます。市民・職員を代表してお祝いを申し上げますとともに、心より歓迎いたします。
今は期待と不安が入り乱れた心境ではないかと思いますが、昨日の講話でもお話しした通り、この1年間は、皆さんには周りの上司・先輩に何でも聞いて教えてもらえる権利を有していますので、大いに周りに聞いて教えてもらい、一日も早く仕事を覚えていただきたいと思いますし、周りの上司・先輩の皆さんには御教示方宜しくお願い致します。そして、「明るく元気で素直で人間力溢れる職員」を目指して、常に目標・夢を高く掲げ、それに向けて精一杯努力し、社会の役に立つ素晴らしい人間になっていただきたいと思います。一緒に頑張ってまいりましょう。
また、4月1日付で人事異動が発令されました。今年度の人事異動においても、これまでと同様、「人事異動の第一義は市民のため」という考え方の下、しかるべき人材をしかるべき職に配置することを念頭に行いました。職員の皆さんには、いま一度、人事異動は市民のために行っていることを強く認識いただければ幸いです。
そうした中、新年度を迎え、6人の新しい部長、15人の新しい課長が誕生し、さらには昇任・異動等により新たな職場・立場・メンバーになってのスタートであります。また、市議会3月定例会で議会のご同意をいただき、引き続き、児玉宏紀総括副市長、児玉晴男教育長にその職をお願いしたところであります。お二人には、引き続き力を発揮していただき、職員を引っ張っていただければ幸いです。
私としては、児玉・岩崎両副市長、児玉教育長としっかりとタッグを組み、これまで以上に“本気で挑戦”してまいります。職員の皆さんも、新年度にあたり、気持ち新たに積極的に仕事に取り組んでいただきたいと思います。チームみやこんじょ!一丸となって、引き続き頑張ってまいりましょう。
さて、私は市長就任以来、新年度スタートの4月のスマイルメッセージで、毎年、「挨拶」の重要性について申し上げておりますが、職員の皆さんには、仕事に取り組むにあたって、まずは「挨拶」をきちんと励行していただきたいと思います。職員の皆さんのおかげで、ここ最近は、市民の皆様から頻繁に、「職員の皆さんの挨拶・接遇が素晴らしい」等のお褒めの言葉をいただきます。心から感謝申し上げます。
当然ながら、「都城フィロソフィ」では、第1部第2章~正しい考え方を持つ~の第1項目に「あいさつがすべての基本」と記載しています。フィロソフィの解説にもあるとおり、「挨拶」は社会生活を営む上での基本中の基本であります。いつも申し上げていますが、私は「挨拶できない人は仕事もできない」と考えています。すなわち、挨拶すらできない人がどうやって難しい仕事をすることができるのか?ということです。
職員の皆さんには、今後とも、市民の皆様に対する挨拶・接遇はもちろんのこと、職員同士でも気持ちのいい挨拶・接遇を励行していただければ幸いです。こうした小さなことの積み重ねが、市役所という職場環境をより良くし、また、職員一人ひとりの資質も引き上げてくれると確信しています。どうぞ宜しくお願い致します。

最後に、「都城フィロソフィ」についてお話致します。今月は、フィロソフィの第2部第2章~全員の心を一つにする~の3項目である「笑顔で仕事に取り組む」についてお話します。お手元にあるフィロソフィ手帳の50~51ページにある解説には次のように書いています。
『仕事は決して楽しいことばかりではなく、苦しいことやつらいこともあります。しかし、苦しいときやつらいときこそ、成功する未来を想像し、笑顔で仕事に取り組まなければなりません。笑顔には、自分だけではなく、周りを元気にする力もあります。全員の気持ちを一つにして仕事に取り組むためには、笑顔の相乗効果は欠かせません。また、笑顔でいると、良いことが自然と舞い込んでくるものです。都城市役所は、日々、笑顔あふれるまちの実現を目指しています。ポジティブに仕事に取り組み、市役所から笑顔を発信することで、都城市の元気をつくり出していくのです。』

ご承知の方もいると思いますが、私の都城市長としてのキャッチフレーズは、「スマイルシティ都城」です。このキャッチフレーズは、平成24年11月の最初の市長選挙に立候補した時に掲げて以来、現在に至っていますが、その際作成したリーフレットには、次のように記載しています。
『私は、市民の皆さんと腹を割って本音で対話を重ね、お一人おひとりの知恵と力を結集して、市政の更なる進化・発展を成し遂げる所存であり、全身全霊をかけて取り組む覚悟です。
私は、「人は笑顔でいると、知らないうちにその人に幸せが舞い降りてくる」と考えています。市民の皆さんとともに、“笑顔あふれるまち=スマイルシティ都城”を創り上げ、街中に幸せを呼び込もうではありませんか。』
今申し上げた当初の思いは、現在も全く変わっていません。笑顔には我々の想像を超える力があります。我々一人ひとりが、笑顔で仕事に取り組むことで、自分にも周りにも力を与えて、市民の皆様や都城市にも力を与えてくれるはずです。我々一人ひとりが、何事にも笑顔で前向きに頑張ってまいりましょう。

それでは、今年度も、新たな体制の下、職員の皆さんと一緒にあらゆることに“本気で挑戦”し、“市民の皆様の幸福と本市の更なる発展”のために全力で頑張ってまいりますので、職員の皆さんの引き続きのご尽力を心からお願い申し上げ、今月のメッセージと致します。今年度もどうぞ宜しくお願い致します。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMp3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第100回市長のスマイルメッセージ [その他のファイル/10.58MB]


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