第17回市長のスマイルメッセージ

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

平成26年4月2日(水曜日)

皆さん、おはようございます。

さて、冒頭、まずはお礼を申し上げます。皆さんご承知の通り、昨年12月から発生している豚流行性下痢(PED)につきましては、鹿児島県で発生後、宮崎県にも伝播し、残念ながら本市でも多く発生しており、そうした状況を踏まえ、2月から消毒作業を始めたところですが、農政部、畜産課を中心に、各部各課の多くの職員の皆さんに消毒ポイントでの消毒作業にご協力を頂いており、心からのお礼を申し上げたいと思います。皆さんのご尽力のお陰で確実に本市での発生が抑えられてきておりますが、いまだ県内での発生も散見されるため、もう暫く消毒作業を続けてまいりますので、引き続きのご協力をどうぞ宜しくお願い致します。

昨日から新年度がスタート致しました。まずは、昨日から社会人としてスタートを切った新規採用職員の皆さん、入庁誠におめでとうございます。市民・職員を代表してお祝いを申し上げますとともに、心より歓迎いたします。今のその新鮮な気持ちをいつまでも持ち続け、前向きに仕事に取り組んで頂きたいと思います。

また、昨日付けで人事異動が発令されました。新年度を迎え、新たな職場・立場・メンバーになったと思いますが、「市民第一」の気持ちを忘れず、楽しく前向きに仕事に取り組んで頂ければと思います。

そして、いつも申し上げておりますが、仕事に取り組むに当たっては、まずは「挨拶」をきちんと励行して頂きたいと思います。「挨拶」は社会生活を営む上での基本です。きちんと挨拶すらできない人が、どうやって難しい仕事をできると言うのでしょうか。市民の皆様に対する挨拶・会釈はもちろんですが、職員同士でも気持ちのいい挨拶を励行して下さい。そして、その際には、相手の方が挨拶をする前に自ら挨拶をするように心がけて下さい。そうすれば、必ず市役所という職場環境がより良くなり、職員一人一人の資質もより一層上がると確信しています。

また、市民憲章の暗記や公民館加入といった、本市職員として当たり前のことをきちんと励行するようにして頂きたいと思います。

さらに、私から職員の皆さんへメッセージとしてお送りしている『仕事をする上での八つの心得』も常に心に留めて頂き、仕事もプライベートも一生懸命に取り組み、充実した日々を過ごして頂きたいと考えています。

さて、先月の市議会3月定例会におきまして、平成26年度当初予算を可決頂き、平成26年度の各施策等が動き出します。

平成26年度予算の内容としましては、まずは、昨年度と同様に、本市が持つ"3つの宝"である(1)基幹産業である農林畜産業、(2)都城の地の利、(3)次世代を担う子どもたち、をより一層輝かせるための施策を、引き続き、積極的に進めていくこととしております。

また、これに加え、今年度においては、本市をこれまで以上に対外的にPRしていくために、これまでにないような取組みを進めていく予定であります。具体的には、昨年の伊勢神宮で行われた式年遷宮(しきねんせんぐう)での揮毫(きごう)やNHKの大河ドラマ「龍馬伝」の題字などを手掛けた著名な女流書家・紫舟(シシュー)さんに本市のPRアドバイザーにご就任頂き、本市のロゴ制作をお願いするとともに、都城島津邸でのインタラクティブ・アートなどを駆使したコラボイベントなども予定しております。さらに、みやこんじょ大使で唯一のキャラクターである「ぼんちくん」をこれまで以上に活用し、本市のPRにつなげたいと考えております。

また、こうした重点施策なども踏まえ、今年度から市役所の組織を一部再編いたしました。例えば、企画部を総合政策部に再編して筆頭部とし、総合政策課、秘書広報課、財政課の3課体制としました。また、商工部を商工観光部に再編し、商工政策課とみやこんじょPR課の2課体制としたところであります。

今年度におきましても、新しい組織体制の下、各部長から新規採用職員の皆さんまで全職員の力を結集して各施策を強力に推し進め、「南九州の拠点都市(リーディングシティ)」の確立と「笑顔あふれるまち=スマイルシティ都城」の実現にまい進してまいりますので、引き続きのお力添えを心からお願い申し上げまして、今月のメッセージと致します。今年度もどうぞ宜しくお願いいたします。