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第26回市長のスマイルメッセージを紹介します。
皆さん、新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、ご家族・ご友人等とともに、輝かしい新年をお迎えのことと心からお喜びを申し上げます。
冒頭、職員の皆さんに御礼とお願いを申しあげます。年末の12月28日、宮崎市高岡町で発生した高病原性鳥インフルエンザに関しましては、年末年始の休みを返上して、農政部畜産課・各総合支所産業振興課を中心に消毒ポイント設置や消毒作業等に従事して頂き、誠にありがとうございます。心から御礼申し上げますとともに、今後とも消毒作業等防疫に万全を期す必要がありますので、職員の皆さんの引き続きのご理解・ご協力をよろしくお願い致します。
また、同じく昨年12月におきましては、市議会12月定例会への対応に加え、12月14日投開票の衆議院議員選挙、同21日投開票の宮崎県知事選挙という大きな選挙が2週連続執行されたわけですが、職員の皆さんの多大なる御尽力により、12月定例会はすべての議案を可決して頂き、また、2つの大きな選挙も何とか執行することができました。改めて心から御礼を申し上げます。
特に、選挙事務に関しましては、4月に宮崎県議会議員選挙が予定されておりますので、こちらに関しましても、職員の皆さんの引き続きのご理解・ご協力をよろしくお願い致します。
さて、昨年の市政につきましては、市民の皆さんのご理解のもと、職員の皆さんのお支えのおかげで、あらゆる政策を着実に前に進めることができたと考えております。職員の皆さんに対し、改めて御礼を申し上げたいと思います。
具体的な政策につきましては、まず、"本市が持つ3つの宝"、すなわち、「農林畜産業」「地の利」「次世代を担う子どもたち」を輝かせるための施策に、引き続き積極的に取り組んでまいりました。その結果、6次産業化による新商品の増加、都城志布志道路の更なる整備促進、外国語指導助手(ALT)や小学校図書館サポーターの増員等による人間力あふれる子どもたちの育成など、各政策が確実に前進したと感じています。
また、昨年は、本市をこれまで以上に対外的にPRしていくとの旗印のもと、著名な書家・紫舟さんに作成していただいた「PRロゴ」や、昨日、晴れて本市PR部長にご就任頂いた「ぼんちくん」を積極的に活用し、"笑顔あふれるまち・都城"を広くPRすることができた1年であったと考えております。
特に、ふるさと納税につきましては、昨年10月、これまでの内容を全面的にリニューアルし、御寄付頂いた皆様にお贈りする特産品を「日本一の肉と焼酎」に限定した上で大幅に拡充した結果、全国から多くの皆様に御寄付を頂き、本日1月6日午前8時現在で御寄附件数21,400件、御寄附金額約3億9,500万円となっており、結果として、「肉と焼酎のふるさと・都城」を広く全国にPRすることができたと考えております。
さらに、昨年12月7日放送の「THE(ザ)!鉄腕!!ダッシュ!!!」では、都城大弓はもちろんのこと、その他数多くの本市の日本一を全国にご紹介して頂く大きな機会を得ることができ、結果として、あらゆる分野に多大なる効果をもたらしてくれました。
そして、特にここで強調すべきは、今回の同番組の企画については、職員自らが積極的に行動して成功まで導いたということであり、また、こうした"自ら考え、積極的に前向きにチャレンジする"空気が、市役所に少しずつ拡がってきていると感じています。是非とも、多くの職員の皆さんがそういった気持ちを持ちながら、引き続き、仕事に取り組んで頂ければ有り難いと考えています。
こうした中、本年におきましては、昨年に引き続き、本市が持つ3つの宝を、より一層輝かせるための施策や本市を対外的にPRする取り組み等をさらに進めるとともに、これらに加え、「中心市街地の活性化」や「人口減少防止対策」等にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
中心市街地の活性化につきましては、具体的な実施計画を策定して事業に着手する予定であり、まちなかの魅力づくりをさらに進めてまいります。また、人口減少防止対策につきましては、本市で安心して子育てができる環境整備のため、結婚から妊娠・出産、乳幼児期等のライフステージごとに切れ目のない支援策を盛り込んだ「子ども・子育て支援事業計画」を策定し、本年から事業に取り組んでいく予定であります。
そして、本市は来年、新市誕生10周年を迎えます。これに先立ち、現在、都城島津邸では記念特別展を実施しておりますが、他の分野においても様々な記念事業を実施し、合併10周年を大いに盛り上げていきたいと考えております。
私としましては、こうした取組みを着実に進めていくことにより、本市を“南九州の拠点都市(リーディングシティ)"として更に発展させ、"笑顔あふれるまち=スマイルシティ都城"を創り上げるべく、引き続き、全身全霊で市政運営に取り組んでまいる所存でありますので、職員の皆さんの更なるご理解ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
最後に、この1年が、皆さんにとりまして、素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。