第29回市長のスマイルメッセージ

第29回市長のスマイルメッセージを紹介します。

平成27年4月2日(木曜日)

皆さん、おはようございます。

 昨日から新年度がスタート致しました。まずは、社会人としてスタートを切った新規採用職員の皆さん、入庁誠におめでとうございます。市民・職員を代表してお祝いを申し上げますとともに、心より歓迎いたします。今のその新鮮な気持ちをいつまでも持ち続け、前向きに仕事に取り組んで頂きたいと思います。

また、昨日付けで人事異動が発令されました。宮崎県からの出向の方に加え、今年度からは鹿児島県霧島市、民間のあいおいニッセイ同和損保からも初めて出向の方を受け入れたところであります。出向の方々には、本市に新たな風を吹き込んで頂くとともに、新年度を迎え、新たな職場・立場・メンバーになったと思いますが、新たな気持ちで楽しく前向きに仕事に取り組んで頂きたいと思います。

また、毎年、年度初めに申し上げておりますが、仕事に取り組むに当たっては、まずは「挨拶」をきちんと励行して頂きたいと思います。「挨拶」は社会生活を営む上での基本であります。市民の皆様に対する挨拶・会釈はもちろんですが、職員同士でも気持ちの良い挨拶を励行してください。また、その際には、相手の方が挨拶をする前に自ら挨拶をするように心がけて頂きたいと思います。そうすれば、必ず市役所という職場環境がより良くなり、職員一人一人の資質もより一層上がると確信しています。

また、私から職員の皆様へメッセージとしてお送りしている『仕事をする上での八つの心得』も常に心に留めて頂き、仕事もプライベートも一生懸命に取り組み、充実した日々を過ごして頂きたいと思います。

 さて、明日4月3日告示・4月12日投開票の日程で宮崎県議会議員選挙が実施される予定です。職員の皆さんには、人事異動直後かつ年度初めで各種業務が輻輳する上に選挙事務もお願いすることになりますが、ご理解ご協力をお願いしますとともに、すべての業務において適切に執行して頂きますよう宜しくお願い致します。

先月の市議会3月定例会におきまして、平成27年度当初予算を可決して頂き、平成27年度の各施策等が動き出します。

平成27年度予算の内容としましては、まずは、25、26年度と同様に、本市が持つ“3つの宝"である(1)基幹産業である農林畜産業、(2)都城の地の利、(3)次世代を担う子どもたち、を輝かせるための施策、本市をこれまで以上に対外的にPRするための施策を、より一層進めていくこととしております。

また、こうした施策に加え、27年度においては、人口減少防止対策や新市誕生10周年記念事業等を新たに進めていく予定であります。さらには、都城大丸跡地の再生や地域活性化対策等にも引き続き取り組んでまいります。なお、具体的な施策等については、財政課において予算のポイントという分かりやすい資料を作成しておりますので、すべての職員の皆さんにおかれましては、是非とも資料をご一読頂き、本市の基本的な考え方・方向性(大局観)を掴み、ご自身の仕事の位置付け等を確認した上で仕事を進めて頂くよう宜しくお願い致します。

また、市民サービスの更なる向上として取り組んでいる「文書管理ファイリングシステム」については、職員の皆さんのご協力により、26年度末までに導入が完了致しましたが、市民サービスの更なる向上を図るため、今年度からは、ファイリングシステムに加えて、接遇の向上に力を入れていきたいと考えています。

市役所は行政サービスを提供するサービス業であり、それに従事する職員の皆さんは、常に「市民=お客様第一」の気持ちで思いやりと心配りを持って応対する必要があります。したがって、今年度から従来の職員による接遇研修に加え、全職員対象の民間外部講師による接遇研修・講演会を実施し、一流民間企業並みの最上級の接遇レベルを目指してまいりますので、職員の皆さんにおかれましては、これまで以上に、一人一人が日頃から接遇について意識をして頂ければと思いますので、宜しくお願い致します。

それでは、今年度におきましても、新たな体制の下、部長から新規採用職員まで全職員の力を結集して各施策を強力に推し進め、「南九州の拠点都市(リーディングシティ)」の確立と「笑顔あふれるまち=スマイルシティ都城」の実現に邁進してまいりますので、引き続きのご尽力を心からお願い申し上げまして、今月のメッセージと致します。今年度もどうぞ宜しくお願いいたします。