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市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
8月6日、「平成27年度都城市戦没者・空襲犠牲者合同追悼式」を挙行いたしました。多くの市民の皆様にもご参加頂き、また、準備から当日の運営等に至るまでご尽力頂いた福祉課をはじめとする福祉部の皆さんや、関係者の皆さんに感謝申し上げます。
今年は、沖水小学校の児童代表の皆さんに追悼式に参加して頂き、千羽鶴の献呈や学習発表をして頂きました。私を含め、国民の大半が戦争の悲劇を知らずに育った世代となるなか、こうした取組みはとても意義深いものであり、今後とも続けてまいりたいと考えております。
戦後70年の節目の年にあたり、未来永劫、悲しみの歴史を繰り返すことのないよう、過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、平和への不断の努力を続けていかなければならないと思います。今を生きる私たちの責務として、一人ひとりが思いを新たに努力をしてまいりましょう。
さて、先週8月24日から25日にかけて襲来した台風15号につきましては、当初予想よりも風雨が強かったため、市内各地で倒木やがけ崩れ、また、窓ガラス破損によりケガをされた方々もいらっしゃいました。ケガをされた方々にお見舞い申し上げるとともに、危機管理課をはじめとする関係各課の職員の皆さんに感謝申し上げます。これから復旧作業等もありますが、引き続きのご尽力を宜しくお願い致します。なお、これからが台風シーズンであります。気を緩めることなく万全の態勢で臨んでまいりましょう。
先週金曜日の8月28日、都城泉ヶ丘高校において、選挙管理委員会主催の選挙出前授業が開催されました。選管を中心に関わって頂いた職員の皆さんに感謝申し上げます。
御承知のとおり、今般の公職選挙法改正により、来年夏の参議院議員選挙から選挙権の年齢が20歳から18歳に引き下げられるのに伴い、来年から選挙権を得ることになる市内の高校2年生、3年生への啓発活動として、今回の出前授業が開催されたところです。当日は、大坪選管委員長からの出前授業、また、高校2年生、3年生による模擬投票も行われました。
その際、私からも生徒の皆さんに対し、直接講話をさせて頂く時間を頂いたところです。
私からは、次の3つのことを中心にお話し致しました。
職員の皆さんは、当然ながら、大半の方々が選挙権を有し、おそらく全員が選挙権を行使していらっしゃると思います。私は、義務・責務を果たさずに権利ばかりを主張するのは、道理に敵わない、筋が通らないことだと思っています。まずは我々大人が、若者の模範となるよう、大人の責務として、是非とも選挙権を行使して頂きますよう宜しくお願い致します。