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第48回市長のスマイルメッセージ

記事ID:3535 更新日:2019年12月19日更新

市長が毎月の初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

平成28年11月1日(火曜日)

皆さん、おはようございます。 

さて、今日は第48回目のスマイルメッセージであります。

平成24年11月22日に市長に就任して以来、早いもので4年の任期が満了しようとしております。この4年間、職員の皆さんには、私の市政運営に対し、ご理解ご尽力を頂きましたことに心から感謝申し上げます。

この4年間、ふるさと・都城の更なる発展、それだけを考え、まさに全力で駆け抜けてきましたが、その間、私が常に頭に置いてきたことが3つあります。

一つ目は「都城が持っているものを生かす!」ということ。二つ目は「行政の常識を打ち破る!」ということ。そして、三つ目は「“気"を替える」ということです。

一つ目の「都城が持っているものを生かす」ということについては、まず、都城が持っている3つの宝、1.基幹産業である農林畜産業、2.地の利、3.次世代を担う子どもたちを更に輝かし、その結果、都城を発展させるという考え方に沿って様々な取組みを進めてまいりました。

例えば、農林畜産業については、6次産業化の推進による多くの新規事業者、新商品の誕生、地の利については、山之口スマートICの開通、都城志布志道路予算の大幅増と整備進捗の拡大、さらにはそれに伴う企業立地の急増、人間力あふれる子どもたちの育成については、ALT、図書館サポーターの倍増や小中学校耐震化100%等による子どもたちの学力・人間力の育成等、様々な政策を進めてまいりました。

また、都城の持っている素晴らしいもの=「日本一の肉と焼酎」を都城のつかみとして、都城を対外的に売り出すためのPR事業も積極的に進めております。

PRツールとして大幅リニューアルしたふるさと納税は大好評を頂き、皆さんも御承知の通り、昨年度は全国から42億円、29万件のご寄付を頂きました。この42億円はすべて市外の方々からのご寄附であり、言ってみれば「外貨獲得」でありますが、返礼品を取り扱って頂いている事業者の皆さんはすべて地元事業者の方々であることから、この外貨獲得としての42億円はすべて漏れなく都城に落ちており、ふるさと納税は、まさに都城が持っているものを最大限生かした施策であり、都城の地方創生の大事な施策であります。

二つ目の「行政の常識を打ち破る!」ということについては、時と場合によっては、行政の常識を打ち破ることが、より良い結果を生み出すということであります。

例えば、ふるさと納税では、返礼品を「肉と焼酎」に特化して取り組みを進めてきたわけですが、この特化するということが役所の公平・平等の文化にはそぐわないわけであります。したがって、リニューアル前は侃々諤諤(かんかんがくがく)の議論をしましたが、特化した結果はご覧の通りであります。

また、企業立地やスポーツ・文化合宿の補助においては、周りの自治体との公平・平等という呪縛から、周辺自治体と横並びの補助要件となっていたので、補助要件を大幅に見直させた結果、スポーツ・文化合宿は、市長就任前に比べて参加団体数・参加者数が3倍を超えてきており、今年度はさらに増加する見込みとなっています。

私が敢えて申し上げたいのは、行政の世界だからこそ、是非ともチャレンジしてほしいということです。「チャレンジなくして成功・成長なし」ということを肝に銘じて頂きたいと思います。

そして三つ目の「“気"を替える」とはどういうことか。よく「景気は“気"」と言いますが、人でもまちでも、その人、そのまちが持っている空気がとても大事であり、その空気次第で物事がうまく行ったり、まちが元気になったりすると私は考えています。

ですから、まちの“空気"を替える、市民を“元気"で前向きな気持ちにする、市役所の“空気"を替えて“やる気"を引き出す、ということがとても重要であると考えており、そうした観点を踏まえて様々な施策を行っています。

例えば、まちの“空気"を替えるために、中心市街地にフラッグをはためかす、イルミネーションで明るくする等を行い、正にまちの空気の浄化をしようとしているわけです。

また、市民の皆さんに“元気"で明るい気持ちになってもらいたいために、焼肉カーニバル&花火大会、one-nation(ワンネーション)、大相撲都城場所等のイベントを実施したり、全国放送で都城が取り上げられるようなことも行っており、こうしたことは市民の皆さんの元気に繋がると考えています。

そしてもう一つ、市役所の“空気"を替えて“やる気"を引き出すこともとても重要です。先ほど申し上げた「行政の常識を打ち破る!」ということもこの一環でありますが、挨拶・接遇の徹底、民間との連携による“外の空気"の導入、そういう私自身がまさに外の空気だと思っていますが、私は、既存の組織に外の空気が入らなければ、その組織は劣化していく、逆に、既存の組織に外の空気が入れば、その組織は化学反応を起こして「組織の活性化&職員の意識改革」が進むと確信しています。事実、すでに都城市役所でも確実に「組織の活性化と職員の意識改革」が進んでいると思っています。もし、そう感じていない職員の皆さんがいらっしゃるとすれば、それは少々まずい状況かもしれませんので、是非とも追い付いてきて下さい。

先ほども申し上げましたが、チャレンジをすることはとても大変なことだと思いますが、一歩踏み出してチャレンジしましょう。確かに、チャレンジしたからといって成功するかどうかは分かりせんが、少なくともあなた自身は今よりも必ず成長しているはずです。「チャレンジなくして成功・成長なし」です。そして、特に市役所職員である皆さんの場合は、皆さんの成長がそのまま都城の発展に直結しているということです。皆さんの立場はそれほど重要な立場であることを改めて肝に銘じて頂きたいと思います。

最後に改めて、この4年間の職員の皆さんのご理解ご尽力に御礼を申し上げ、今月のメッセージと致します。


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