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市長が毎月の初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
さて、先般の市長選挙におきまして、市民の皆様のご信認を頂き、二期目の当選をさせて頂きました。心から感謝を申し上げますとともに、無投票ということもありまして、通常よりもさらに重いご負託を頂いたと考えており、改めて身の引き締まる思いでございます。
11月22日より二期目がスタートしたわけですが、改めて、一期目の4年間の職員の皆さま方のご理解ご協力に対し、心から御礼を申し上げるとともに、二期目におきましても、本市の発展のために、これまで以上に全身全霊で尽力する所存でありますので、職員の皆さんの引き続きのお力添えを宜しくお願いを申し上げます。
さて、これからの4年間につきましては、まずは、都城が持つ3つの宝(1.農林畜産業、2.地の利、3.次世代を担う子どもたち)を輝かすための各施策、また対外的なPR、中心市街地の活性化、地域活性化等の様々な政策について、さらに前に進め、さらに深堀りして深化させていきたいと考えております。
具体的には、六次産業化は更なるバージョンアップを図っていく予定にしております。また、都城志布志道路については、この4年間で全線開通の目途が付けられるまで整備を進めていきたいと考えております。子ども達の学力・人間力を引き上げるための最大限の努力もさらにしていきたい、そのように考えております。
ふるさと納税やスポーツ・文化合宿等をさらに拡大する等しながら、都城の対外的PRも継続的に実施をしていきます。また、今年10月に工事がスタートした旧大丸跡地の整備については、行政が担当する部分は平成29年末までには工事が完了する予定であり、民間部分も現在再公募中でありますが、官民連携しながら着実に整備を進めていきます。
さらには、地域活性化につきましては、今年度末で終了予定であった地域活性化事業を来年度以降も継続し、全15地区で実施する予定にしております。
今後、こうした政策を進めていく訳でありますが、そのためには我々一人ひとりが「強い思い=みやこんじょを愛する思い」を持って仕事に従事しなければなりません。そこで、先週24日の部課長会議において、幹部職員の皆さん方を前に訓示をさせて頂きましたが、再度、全職員の皆さん方に向けて訓示をさせて頂きたいと思います。
まずは、一期目スタート時の訓示でお示しをした「仕事をする上での8つの心得」について再度認識を強くして頂き、この心得を常に頭の片隅に置いて頂きながら仕事をして頂ければと思います。
そして、この8つの心得の大前提として、いつも申し上げておりますが、「きちんと挨拶をする」ということを強くお願いをしたいと思っております。「挨拶は人間として、そして社会で生きていく上での最低条件」、「挨拶ができない人は仕事もできない」というのが私の考えでありまして、人より先に自分が挨拶するように心がけて下さい。
また、現在、接遇にも力を入れておりますが、「市民の皆様はお客様」との認識をさらにもって頂いて、行動して頂くとともに、自分がされて嫌なこと、嫌な気分になるようなことは、決して他の人にはしない、そうした心持ちで仕事をして頂ければと思います。
さらに、こうしたことを大前提として、仕事をする際には、スピード感と大局観、そして、チャレンジ精神で仕事に取り組んで頂きたいと思います。私自身、これまで以上のスピード感で仕事をしていく強い思いをもっておりますし、特に管理職や総括する役割を担っている皆さん方は、スピード感に加えて全体を見渡す大局観を求めたいと思います。そして、職員全員がチャレンジをして頂きたいと思っております。
今年の夏に開催されたリオデジャネイロ・パラリンピックのある番組を見ておりまして、ブラジル人の全盲のカメラマン・マイアさんの特集を拝見しました。全く目の見えないマイアさんがプロのカメラマンとして生きていくことは並大抵のことではありませんが、その彼がテレビの中で「やる気されあれば何でもできる」と言っていました。私の心に強く刺さった訳であります。
私は「チャレンジなくして成功・成長はない」と強く思っています。私が先頭に立って本気でチャレンジをしてまいりますので、職員の皆さん方も是非とも、何事にも本気で挑戦して頂き、皆一緒により良いふるさと・都城を創ってまいりましょう。
最後に改めて、これから4年間の職員の皆さん方の絶大なるご理解とご協力を心からお願いを申し上げ、今月のメッセージと致します。どうぞ宜しくお願い致します。