本文
市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
さて、先月6月26日から30日にかけて、本市の友好交流都市であるモンゴル国ウランバートル市を公式訪問してまいりました。準備から国の同行まで対応して頂いた生活文化課、秘書広報課をはじめ、関係者の皆様に心から御礼を申し上げます。
今回、初めて訪問したウランバートル市は、毎年10%以上の経済成長を遂げているモンゴルの首都だけあって、現在、市内各地でインフラ整備、マンション建設等が行われており、今後、ますます発展していくであろうと予感させる活気溢れる都市でありました。本市は、こうしたウランバートル市との間で、日本の都市で初めて友好交流関係を結ばせて頂いたわけであり、これは大変有り難く、かつ、ウランバートル市の発展は本市にとっても大きな力になると考えております。
公式訪問期間中、ウランバートル市長、ウランバートル市議会議長等にお会いし、今後とも両市の交流を続けていくことを確認するとともに、ウランバートル市の救急医療体制の更なる充実のため、今回、本市からウランバートル市に対し、本市で使用していた救急車を贈呈したところであります。
今回の公式訪問が、今後益々の両市の友好交流、ひいてはモンゴル、日本両国の更なる結び付きの強化に繋がれば幸いであります。
先々月の5月に都城志布志道路の県境部分(2工区)の新規着工が決定されたのに続き、先月11日には、国に連結許可を申請していた山之口サービスエリア・スマートインターチェンジの連結許可が決定したところであります。
これまで御尽力頂いた関係者、市民の皆様に心から感謝申し上げるとともに、できるだけ早期の利用開始に向けて整備を進めていく所存でありますので、引き続きのご協力をお願い致します。
先月の6月議会の一般質問の中で、市役所のエレベーターがフロアに止まって誰も乗り込んでこない時、ある職員がドアの外に顔を出し、誰もいないか確認していたという話が紹介されました。このことは7月1日の宮日新聞のべぶん舌にも取り上げられていましたが、職員の皆さんが市民=(イコール)お客様第一の気持ちで、お客様に対する気配り、配慮を持って接して頂いていると感じ、とても嬉しくなりました。
今後とも、すべての職員の皆さんが、こうした気持ちで自らの行動をとって頂けることを切にお願い申し上げます。
さて、7月に入り、本市では市内各地で六月灯(ろっがっどう)が始まりました。また、今日、明日はおかげ祭り、8月3日には盆地まつり、高崎夏祭り等々、いよいよ夏本番、祭り本番を迎えます。
本市のこうした伝統行事、祭りは、本市の宝、まちづくりの基本であり、また、人間力あふれる子どもたちの人材育成の場でもあると考えています。
職員の皆さんは、まちづくりの先頭に立つ立場にあるわけですから、こうした伝統行事、祭りにも積極的に参加することは、私は当然であると考えております。こうした地域活動、祭り等に参加することなく、一方で「まちづくり」「地域づくり」を語っても、おそらく、その言葉には説得力が乏しく、市民の心の奥深くには届かないと思います。
まず、職員自らがそうしたことに前向きに取り組み、中に飛び込んでいって初めて、「まちづくり」「地域づくり」も見えてくるはずです。
「隗より始めよ!」。私自身もおかげ祭りでみこしを担ぎ、盆地まつりの踊り連(れん)にも参加する予定です。今日のメッセージを聞いて、職員の皆さんが地域の行事やおかげ祭り、盆地祭りの踊り連等にも積極的に参加して下さることを大いに期待して、今月のメッセージを終わります。