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第111回市長のスマイルメッセージ(令和4年3月4日放送)

記事ID:45227 更新日:2022年3月4日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。 

第111回市長のスマイルメッセージ

令和4年3月4日(金曜日)

皆さん、おはようございます。

まず、新型コロナウイルスについてでありますが、本市及び都城・北諸県圏域においては、1月の「感染爆発」状態からは脱し、減少傾向から下げ止まりといった状況になっておりましたが、2月末から再び増加に転じ、3月2日時点の直近1週間の10万人当たり新規感染者数は204.0人と、大変厳しい状況になっています。
また、全国的にもいまだ新規感染者の確認は多く、特に死亡者数が増加傾向であることは大いなる懸念であり、若者から高齢者への感染拡大をいかに食い止めるかが重要なポイントの一つだと思います。

こうした中、政府は、3月6日までを期限とする「まん延防止等重点措置」について、本日、方針を決定する予定とのことですが、宮崎県については、3月6日をもって「まん延防止等重点措置」の適用を解除する方向で調整されているようであり、本日午後、知事と市町村長との会議も予定されています。
一方で、仮に「まん延防止等重点措置」が解除されたとしても、先ほど申し上げたとおり、感染状況は大変厳しい状況が続いており、全く気を緩める状況ではありません。
市民の皆様、職員の皆さんには、少しずつ日常を取り戻しながらも、引き続き、「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」といった基本的な感染防止対策を徹底していただくよう、よろしくお願いいたします。

また、この間、本市でも、医師会をはじめ医療関係者の皆様のご協力をいただき、3回目のワクチン接種を進めてきておりますが、3月3日時点での18歳以上の3回目接種率は33.6%となっており、接種は進んでおります。今後、5歳から11歳の子供たちの接種や64歳以下の方々の接種も順次進めてまいりますが、希望される全ての方々の接種が早期にできるよう、引き続き尽力してまいりますので、市民の皆様、職員の皆さんの引き続きのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

さて、2月22日、市議会3月定例会が開会し、令和4年度当初予算をはじめとする各種議案を市議会に提出いたしました。まずは、令和4年度当初予算の策定にあたり、職員の皆さんにはしっかりとご対応いただきありがとうございました。心から感謝申し上げます。今後、市議会においてご審議をいただきますが、当初予算の可決成立に向けて、職員の皆さんの引き続きのご尽力をよろしくお願いいたします。

なお、具体的な施策の内容等につきましては、財政課作成の「令和4年度当初予算のポイント」等の各種資料に分かりやすくまとめておりますので、毎年申し上げておりますが、全職員が必ず当該資料をご覧いただき、本市の予算に対する基本的な考え方・政策の方向性等をご認識いただいた上で、ご自身の目の前の仕事に取り組んでいただきますよう、切にお願いいたします。

次に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、いよいよ最終章である、フィロソフィの第2部第4章~結果にこだわる~の1番目にある「自治体の常識・殻を打ち破る」についてお話いたします。お手元にあるフィロソフィ手帳の72~73ページにある解説には次のように書いています。
『自治体は、前例を踏襲しがちですが、時勢が目まぐるしく変わる現在、既存の考え方に捕らわれてしまっては、市民が本当に必要なサービスを提供することはできません。また、新たな課題に柔軟に対応することもできません。
自治体だからこうあるべきという固定観念に捕らわれず、自由で前向きな発想で、市民のために何が最良であるかを判断し、果敢に実行していくことが、「日本一の市役所」を目指すための土台となります。
自治体の常識・殻を打ち破ることは、自分の成長にもつながります。常に、都城市、そして自分の持つ無限の可能性を信じ、勇気を持って挑戦する姿勢こそが、素晴らしい成長をもたらします。』

まず、今回の第2部第4章のタイトル「結果にこだわる」これ自体が、今回の「自治体の常識・殻を打ち破る」という観点からは、極めて重要なことなのだと思っています。
とかく、役所・公務員という官の世界は、民間企業と違って「倒産」という危機事象とはほぼ無関係なので、仮に自分が担当している仕事の結果・成果が出なくても問題ないと片づけられるかもしれません。一方、先ほど申し上げたように、民間企業の場合はそうはいきません。会社として結果・成果が出なければ、それは「会社の倒産→社員が路頭に迷う」という最悪の危機事象に繋がりかねないのです。

すなわち、今回の「自治体の常識・殻を打ち破る」ことが、正に「結果にこだわる」ことにつながり、「結果にこだわる」ことが、「自治体の常識・殻を打ち破る」ことにもなるのです。
先ほどの解説にもあった通り、自治体が前例踏襲に終始し、既存の考え方に捕らわれすぎてしまっていては、市民が本当に必要なサービスを提供することはできず、新たな課題等に柔軟に対応することもできないのです。
前例踏襲を破って、新しいことに挑戦することは、確かに不安で勇気のいることだと思いますが、一歩踏み出した瞬間、あなたが新しく挑戦したことは前例になっています。職員の皆さんは、前例を踏襲するのではなく、是非とも前例を創っていってください。新しいこと、難しいことにチャレンジし、良い結果・成果が得られた時の感動に勝るものはありません。大いに期待しています。

それでは最後に、今月末で退職を迎えられる職員の皆様に対し、一言挨拶を申し上げます。
退職を迎えられる皆様におかれましては、これまで長きにわたり、『市民の幸福と本市発展』のために多大なるご尽力をいただき、本当にありがとうございました。市民・職員を代表して、心からお礼と感謝を申し上げます。
一方、一昨年度、昨年度に続き、今年度末もコロナ禍での年度末となり、退職される職員の皆様を盛大にお送りできないことが、非常に残念であると同時に、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
退職を迎えられる皆様は、退職まで残り1ヶ月弱となりましたが、最後の最後まで、市民のため、地域のために精一杯力を注いでいただきますよう、改めてお願い申し上げます。
そして、退職後は、何よりもまずは「健康第一」にてお過ごしいただくとともに、皆様は本当にまだまだお若くお元気でありますので、次のステージでも、さらにご活躍されることを祈念しておりますし、また、市民のお一人として、引き続き、本市のためにも力をお貸しいただければ幸いであります。
最後に、改めまして、退職を迎えられる職員の皆様、そしてご家族の皆様の、今後益々のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、私からのお礼と感謝の言葉といたします。長い間、本当にありがとうございました。そして、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMp3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第111回市長のスマイルメッセージ音声 [その他のファイル/8.11MB]


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