ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市の紹介 > 市長の部屋 > 市長の部屋 > 第113回市長のスマイルメッセージ(令和4年5月9日放送)

本文

第113回市長のスマイルメッセージ(令和4年5月9日放送)

記事ID:45970 更新日:2022年5月9日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。 

第113回市長のスマイルメッセージ

令和4年5月9日(月曜日)

皆さん、おはようございます。3年ぶりの行動制限のないゴールデンウィークでしたが、いかがお過ごしだったでしょうか。コロナ禍ではありますが、それぞれに楽しい時間を過ごされたなら幸いです。
私はコロナ禍でどこに行くわけでもなく、TERRASTAオープンやメーデーなどの仕事をしながら、部屋の片付けと断捨離に勤しんでおりました。

さて、まずは新型コロナウイルスについてでありますが、新規感染者数が下げ切らないままゴールデンウィークに突入し、現在に至っております。今後、ゴールデンウィーク後の感染拡大も大いに危惧されており、全く予断を許さない状況が続いております。
こうした状況の中、宮崎県は、4月25日から、新型コロナウイルス感染拡大による病床逼迫の度合いを示す「医療警報」の運用を始めました。現在は、上から2番目の警戒区分である「医療緊急警報」が発令されておりますが、これは、県が「新規感染者数よりも医療体制の状況」により重きを置き、「感染拡大防止と社会経済活動の両立」を鮮明にしたものと私は認識しています。

「コロナウイルスが自ら拡散することは決してなく、コロナウイルスを拡散しているのは我々人間です。」

そうした意味からも、市民の皆様、職員の皆さんには、日常を取り戻しながらも、引き続き、「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」といった基本的な感染防止対策を徹底していただくよう、よろしくお願いいたします。

また、感染拡大防止と社会経済活動の両立に重要なものの一つであるワクチン接種につきましては、医師会をはじめ医療関係者の皆様のご協力をいただき、現在、3回目のワクチン接種を進めておりますが、50代以下では2回目までに比べて接種率が低くなっており、特に、最近感染が広がっている若年世代では、さらに接種率が低くなっています。
本市としましては、希望される全ての方々の接種が早期にできるよう、引き続き尽力してまいりますので、市民の皆様、職員の皆さんの引き続きのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

さて、4月29日、中心市街地中核施設・Mallmall(まるまる)の隣接地に、ついに民間複合施設・TERRASTA(てらすた)がグランドオープンいたしました。
Mallmallがオープンして丸4年、この度、念願の民間複合施設がオープンし、私が市長就任して以来この10年、本市の大きな課題として取り組んできた「中心市街地再生事業(旧大丸跡地問題)」が、一つの大きな節目を迎えました。感慨ひとしおであります。
この間、市立図書館や子育て支援センター「ぷれぴか」、まちなか広場等を整備し、年間100万人以上の皆様にご活用いただいております。また、イルミネーションやマルシェ等々、さまざまな取り組みを行い、中心市街地の再生・活性化を進めてまいりましたが、今回のTERRASTAオープンにより、TERRASTAとMallmallの相乗効果で、これまで以上の大きな効果が生まれると確信しております。
コロナ禍で、なかなか動きにくい状況ではありますが、感染防止対策の上、多くの市民の皆様が、中心市街地「TERRASTA&Mallmall」に足を運んでいただき、まちなかの活性化にお力を貸していただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

次に、「都城フィロソフィ」についてお話致します。今月は、フィロソフィの第2部第4章~結果にこだわる~の2項目である「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」についてお話致します。お手元にあるフィロソフィ手帳の74~75ページにある解説には次のように書いています。
「何かを始めるときに、最初から後ろ向きな気持ちでいては、何も生み出すことはできません。新しいことを成し遂げるには、まず夢を持って、楽観的に構想することが大切です。楽観的な気持ちで自由に構想することで、実行に必要なやる気も増していきます。
しかし、計画を立てるときには、必ずやり遂げるという強い意志を持った上で、起こり得る全ての問題を悲観的に想定する必要があります。そして、対応策を慎重に考え尽くし、成功までの行程を固めなければなりません。
そして、多少のトラブルが生じても想定内と考え、必ずできるという信念を持ち、楽観的に明るく堂々と実行していくことが求められます。」

「楽観的」と「悲観的」の両極端な言葉が、同じ文章に出てきていますが、我々人間は元来、そうした両極端な性質を併せ持っているのだと思いますし、その性質をTPOに合わせて使い分けることができるかが重要なのだと私は考えています。
例えば、先ほどの文章を真逆に読んでみると、「悲観的に構想し、楽観的に計画し、悲観的に実行する」となりますが、そうして形作られた物事がうまくいくでしょうか?正直、うまくいくわけありません。

あくまでも私見ですが、先月の部課長会議の講話でも幹部職員の皆さんには直接話をしましたが、私は、「小心な楽観主義者こそが、最高のリーダー」だと考えており、そうした人こそが、まさに「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことができる人なのだと思います。
「大胆な楽観主義者」でも、ましてや、「大胆な悲観主義者」や「小心な悲観主義者」には、そうしたことを行うことができないでしょう。
あくまでも、根っこは気が小さい小心者が、その繊細さゆえに綿密にリスクマネジメントして計画を立て、絶対大丈夫というところまで物事を追究し、自信を持って実行する、まさに「繊細さを束ねて自信を持ち、その自信をバックに最強の大胆さで行動する」ことこそが重要なのだと思います。引き続き、皆で学んでまいりましょう。

それでは、ゴールデンウィークも明け、バタバタしていた4月から落ち着き、それぞれの仕事が本格的に動き出します。コロナ禍でまだまだ大変な状況が続きますが、市民・職員が一丸となってこの難局を乗り越えてまいりましょう。以上で、今月のメッセージと致します。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMp3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第113回市長のスマイルメッセージ音声 [その他のファイル/6.97MB]


市長とスマイルランチ

都城市公式LINEお友だち勧誘バナー<外部リンク>

みなさんの声を聞かせてください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?