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第118回市長のスマイルメッセージ(令和4年10月3日放送)

記事ID:50236 更新日:2022年10月3日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。 

第118回市長のスマイルメッセージ

令和4年10月3日(月曜日)

皆さん、おはようございます。

まず、9月17日~19日にかけて襲来した台風14号は、本市を含む宮崎県全体に甚大な被害をもたらしました。本市では、お一人の方が亡くなられ、三股町でもお一人の方が亡くなられました。心からご冥福をお祈り申し上げます。また、市内各地で大きな被害が発生しており、被災された皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。
私も、台風通過直後の20日、市内各地の被災現場の状況を自ら確認した上で、早急な復旧対応が必要と判断し、9月22日、現在開会中の9月議会に台風14号関連補正予算約6億4,000万円を緊急上程し、議会より即日可決していただきました。
また、都城市ボランティアセンターでは、台風通過直後から、被災者宅の片付けボランティアの相談を受け付けており、さらには、被災された皆様を対象に、

  • 床上浸水等によりご自宅での生活が困難な方の市営住宅への暫定入居
  • 公営温泉施設の無料開放
  • 中小企業特別相談窓口の設置

等、さまざまな支援を進めております。
職員の皆さんも、それぞれの担当で必要な対応をしていただき感謝申し上げます。また、ボランティアに参加いただいた職員の皆さんもいると承知しています。本当にありがとうございます。
本市としましては、り災証明の発行や災害見舞金等の給付などに全力を挙げて取り組むことはもちろんのこと、被害に遭われた皆様が、一日でも早く、元の平穏な暮らしを取り戻せるよう、我々としてもでき得る最大限の取り組みを全力で進めてまいりましょう。

次に、新型コロナウイルスについては、宮崎県全体、都城北諸圏域でも新規感染者数が減少してきており、病床使用率も30%を下回る水準まで安定的に低下し、医療提供体制への負荷は軽減されつつあります。
このような状況を踏まえ、宮崎県は、9月21日をもって県独自の「医療非常事態宣言」を終了し、「医療緊急警報」へ移行いたしました。
なお、医療警報レベルは引下げられましたが、県からの行動要請は、引き続き発出されておりますので、市民の皆様にはご理解とご協力をお願いいたします。
また、本市においても、オミクロン株対応ワクチンの接種が始まります。接種対象者は、1・2回目接種を完了した12歳以上の全ての市民です。このワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるものの、オミクロン株に対する感染予防効果と発症予防効果が期待されております。
本市としましては、希望される全ての方々が早期に接種できるよう、引き続き尽力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

さらに、明日まで市議会9月定例会が予定されています。台風14号関連やコロナ対策、物価高対策を含めた当面必要な補正予算は、すでに可決いただいておりますが、令和3年度決算をはじめとする各議案等も含めてすべての議案を可決いただけるよう、きちんと対応してまいりましょう。

さて、10月に入り、早いもので今年も残り3ヶ月、本年度も後半がスタート致しました。今年4月に入庁された新規採用職員の皆さんは、10月1日から晴れて正式採用となりました。心からお祝い申し上げます。
この半年、社会人として、公務員としてスタートし、担当する仕事を覚えることはもちろんのこと、個々人が「人間力」を高めるために努力をされてきたと思います。今後とも、チャレンジ精神を持って前向きに、そして謙虚な気持ちで努力を惜しまず、スピード感を持って仕事に取り組んでいただければと思います。
そして、今申し上げたことは、当然ながら、全ての職員の皆さんに共通することでもあります。全職員がそういった気持ちで仕事に取り組んでいただき、「市民の幸福と市の発展」のために、引き続きご尽力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
なお、4月の入庁日の市長講話で話したとおり、新規採用職員の皆さんはあと半年、周りの上司・先輩達に何でも聞けるという「新人特権」を有しています。年度後半も大いに周りの上司・先輩に聞きまくってさらなる成長を遂げてください。そして、半年後の来年4月には後輩たちが入庁してきます。今度は先輩として後輩たちにかっこいい背中を見せられるよう頑張ってください。大いに期待しています。
なお、周りの上司・先輩の皆さんは、今申し上げたように、私から1年生には新人特権を与えておりますので、これまで以上に優しく厳しくご指導いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

最後に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第1部第2章~正しい考え方を持つ~の第2項目である「身だしなみは人のため」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の6~7ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。
【解説】
市役所は、市民サービスを提供する「サービス業」であり、市民はお客様です。したがって、市役所での髪型や服装などの身だしなみは、お客様である市民がどう感じるか、いわゆる市民目線が全てです。提供するサービス自体が良くても、応対する職員の印象が悪ければ、全ての印象が悪くなることもあります。
身だしなみは、接する相手のために整えるものであり、時と場合に応じた清潔感のある身だしなみは、接遇の基本です。過度に意識した服装などは、自分のためのおしゃれでしかないことを肝に銘じ、日頃から互いに服装などを確認し合い、職員としてふさわしい身だしなみで接遇に努める必要があります。

【エピソード】
お客様が私たちを市職員として判断するものの1つとして名札があります。以前、窓口で椅子に座って対応をした際に、市民の方から、名札の紐が長く机に隠れて名前が見えていなかったというご意見をいただいたことがありました。このことがあってから、名札の位置をより意識するようになり、名前が見やすい位置に着用するようになりました。すると、数カ月後、再度その方が来課された際に、「名前が見えたことで、安心して相談できました」というお言葉をいただきました。「相談している相手が誰なのか分からないと、信頼しきって相談することができなかった」とのことでした。
名札と同じように作業服も市職員であることを示すものの1つです。内面ももちろん大切ですが、「人は見た目が9割」と言うように、人を外見で判断する人は少なくありません。私自身も、以前受講した消防団の研修で、講師から「あなた方が着用している消防活動服は、非常時に市民の皆さんの気持ちを落ち着かせ、希望を与えるものです」と言われ、はっとしたことがあります。
市役所に来られるお客様は特に、私たちの身だしなみで第一印象が決まります。私たちが業務中に着用している作業服や名札。これらも「都城市」の三文字が記載してある以上、着用している間は動く都城市役所だという自覚を常に持ち、お客様に不安を与えない身だしなみに気をつけなければならないと感じました。
昨年度まで使用していた首からかける名札については、良い面も悪い面もありましたが、ただいまのエピソードにもあったように、名前が見づらい等々、特に接遇の観点からも問題がありましたので、今年度からプレート式の名札に変更いたしました。今のところ、市民の皆様からも職員の皆さんからも好評のようですので、変更して良かったとほっとしています。一方、作業服にしても名札にしても、私も含めてすべての職員は等しく、「都城市」という重い看板を背負っているのです。そして、この重い看板は、恐らく皆さんが退職しても、下手したら亡くなった後も背負うことになる重い看板です。このことは、職員全員が肝に銘じておいていただきたいと思います。

また、解説にもあるとおり、「身だしなみは、接する相手のために整えるものであり、時と場合に応じた清潔感のある身だしなみは、接遇の基本」であります。そして、「市役所での髪型や服装などの身だしなみは、お客様である市民がどう感じるか、いわゆる市民目線が全て」であり、これ以上もこれ以下もありません。自分は良いと思っていても、市民の皆様から見てよろしくなければ、それはよろしくないのです。すなわち、物差しを持っているのは、自分ではなく市民の皆様です。そのことをしっかりと心に留めておきましょう。

それでは、10月に入り、暑さもコロナも少し和らいできましたが、台風14号からの復旧対応や、まだまだ予断を許さないコロナ対応等、課題は山積していますが、引き続き、職員一丸となって頑張ってまいりましょう。以上で、今月のメッセージといたします。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMp3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第118回市長のスマイルメッセージ音声 [その他のファイル/15.36MB]


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