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第125回市長のスマイルメッセージ(令和5年5月9日放送)

記事ID:55081 更新日:2023年5月9日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

第125回市長のスマイルメッセージ

令和5年5月9日(火曜日)

皆さん、おはようございます。

職員の皆さんにおかれましては、4年ぶりの制限なしでのゴールデンウィークをいかが過ごされたでしょうか。
全国的にコロナ前のGWの状況に戻っていたようですが、本市においても、Mallmall(まるまる)5周年&TERRASTA(テラスタ)1周年事業ならびに関連イベントが4年ぶりに開催され、多くの皆様が、まちなか広場及びその周辺にお越しいただきました。
また、4月22日にリニューアルオープンした道の駅都城「NiQLL(ニクル)」にも、連日多くのお客様がお越しいただいたようで、大変うれしい限りです。関わっていただいた関係者の皆様、スタッフの皆様に心からお礼を申し上げます。
今後、さらに人出は増してくるのではないかと思われますが、「お客様第一」で頑張ってまいりましょう。

さて、新型コロナウイルスについてですが、ご承知のように、昨日から、新型コロナウイルスの感染症法上の取り扱いが現在の2類から5類に変更となり、感染者数の公表の仕方や国民への要請なども大きく変更され、いよいよ、「ウィズ・コロナ」にステージが変わりました。
今回のゴールデンウィークを見ても分かるように、人の往来はコロナ前の状況に急激に戻ってきていますし、今後さらに社会経済活動が活発になってくると思います。
一方、コロナウイルスは確実に現実世界に存在しており、われわれの周りでもコロナ感染者が発生しますし、しばらくは感染拡大が見られるかもしれません。しかしながら、われわれはそれに一喜一憂することなく、例えば、季節性インフルエンザのように、ある意味冷静に対処していく必要があります。
要は、われわれ一人一人が、日常の社会生活の中で、「感染拡大防止と社会経済活動の両立」を気掛けていくしかありません。引き続き、皆で乗り越えてまいりましょう。

また、4月9日投開票で執行された宮崎県議会議員選挙につきましては、年度当初で落ち着かない中、職員の皆さんのご尽力により、特段の問題もなく適正に執行していただきました。心から感謝申し上げます。
今後の選挙日程については、現時点で何とも申し上げられませんが、特に衆議院議員選挙は、いつ執行されるか分かりませんので、その際にも、今回のように適正な選挙事務が執行できるよう、職員の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

ところで、職員の皆さんはすでにご承知の通り、本市の令和5年度当初予算では、当面対応すべき事項、これまで推進してきた各施策をしっかりと進めた上で、未来飛躍への投資として「人口減少対策」を施策のど真ん中に据え、第1子からの保育料・中学生までの医療費・妊産婦の健康診査費用の「3つの完全無料化」などによる自然増対策、国・県の制度を大幅に超える「移住応援給付金」の創設などによる社会増対策などを積極的かつ強力に推進し、本市の人口を「10年後に人口増加へ」と転換させるとしています。
また、そのための司令塔として、総合政策部に人口減少対策課を創設し、予算・組織・人材をさらに強化して取り組み始めています。

以前も申し上げましたが、人口減少が続いている我が国・日本において、本市が「10年後に人口増加へ」という目標を掲げることは、「まさか」「絵空事」という冷めた見方をする方々もいらっしゃるかもしれませんが、私はわれわれの取り組み・努力次第で十分に達成できる目標であると強く思っていますし、例えば、本市の今年度当初予算発表後、本市への移住相談件数は、4月中旬時点ですでに前年度の4倍近くの問い合わせが来ている状況になっているなど、実際に目に見える動きが出てきています。
仮に、本市がこの高い目標を達成することができれば、本市の未来はかなり明るいものになっていくと確信していますし、今後、職員の皆さんにもお願いすべき事項もあるかと思いますが、ぜひとも「将来の都城市民」のため、皆さんのお子さんやお孫さんが生きていく「将来の都城市」のためというその一点で、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

最後に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第1部第3章~熱意を持って、地道に努力を続ける~の最初の項目である「自ら燃える」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の16~17ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。

【解説】
物質には、自燃性・可燃性・不燃性のものがあるように、人間のタイプにも、熱意と情熱を持って自ら燃え上がる自燃性の人間、自燃性の人間が近くにいると燃える可燃性の人間、自燃性の人間が近くにいても燃えない不燃性の人間がいます。
私たちが目指すのはもちろん自燃性の人間です。熱意と情熱、そして強い意志を持ち、自ら考え積極的に行動する自燃性の人間になることで、周りの人を巻き込み、組織としても大きな力を発揮することができるようになります。
自ら燃えるためには、自分の仕事や人生を好きになるとともに、大きな夢や明確な目標を持つことが必要です。

【エピソード】
私の所属している課には、大雨などの災害時に稼動させる重要な設備があります。その設備の稼動に関しては、課内教育や協議を行いながら安全な運用に努めてきました。運用していく中で、災害時のより迅速な対応をすることを考えると、操作要領が不十分だと感じる点がいくつか出てきました。そこで、担当内で協議を行う際に、操作要領の改善が必要ではないかという意見を出しました。しかし、今まで用いてきた要領を変更することについては、前向きな意見もあれば否定的な意見もあり、膠着状態でした。そんな時に、市長のスマイルメッセージで「自ら燃える」の項目が紹介され、「自分の仕事・人生は自分で切り拓く」というお言葉がありました。それを聴いて、私も燃える人間になるべく、改善へ向けた資料を作成し、協議時に改善の重要性を伝えました。すると、その後の協議で、否定的な意見を持っていた職員からも「もっとこうしたら良いのでは?」という改善に対する意見が出るようになり、以前よりも充実した要領を作成することができました。
なかなか前に進まない状況でも、明確な目標を持ち、自ら道を切り拓いていくことによって、周りの人を巻き込み、組織として大きな成果を得られるということを実感しました。

今回の「自ら燃える」については、私が職員の皆さんに講話をした後、感想の反応が大きい項目の一つだと思いますが、私はいつも講話の中で、「組織を引き上げていく上では、最終的には、“自燃性の人間のやる気をいかに削がないか”を常に意識している」と話しています。
すなわち、自燃性の人間は言わば、組織の「着火剤」=「火」であり、着火剤=火がない限り、組織は動き出す=燃えることができず、したがって、その先の化学反応もないわけです。
そういう意味で、私は「組織を引き上げていく上では、最終的には、“自燃性の人間のやる気をいかに削がないか”を常に意識している」と言っているわけです。
先日の新規採用職員の皆さんへの講話の時に、「自分は自燃性の人間だと思う人?」と質問したら、残念ながら誰も手を挙げませんでしたが、ということは一方で、職員の皆さんには、まだまだ「たくさんの伸びしろ」があるということでもあります。
すなわち、新規採用職員の皆さんを含めてすべての職員の皆さんが、自分自身の人間力を高め、あらゆることに前向きに積極的に取り組み、結果を出して自信を有することができれば、そして、そうしたことを積み重ねていけば、過信ではない真の自信を有することができ、知らず知らずに「自燃性」の人間になっているに違いありません。すべては自分次第、自分のやる気、自分の心次第です。引き続き一緒に学んでまいりましょう。

それでは、ゴールデンウィーク明けで、まだ少々お休みモード・お疲れモードかもしれませんが、市民の皆様は待ってくれませんし、ご承知のように、私も待ってくれません。「市民の皆様の幸福と本市のさらなる発展」のために、引き続き、一緒に頑張ってまいりましょう。以上で、今月のメッセージといたします。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMp3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第125回市長のスマイルメッセージ音声 [その他のファイル/9.56MB]


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