第126回市長のスマイルメッセージ(令和5年6月1日放送)

記事ID：55592 更新日：2023年6月2日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

第126回市長のスマイルメッセージ

令和5年6月1日(木曜日)

皆さん、おはようございます。

まず、新型コロナウイルスについては、ＧＷ以降の新規感染者数の公表の仕方が変更され、これまでのように毎日の動向が分からない状況ではありますが、ＧＷ明けに劇的に増加している状況にはないように感じます。一方、コロナウイルスは確実に我々の周りに存在していますので、これまで同様、我々一人ひとりが、日常の社会生活の中で、「感染拡大防止と社会経済活動の両立」を気掛けていくしかありません。引き続き、皆で取り組んでまいりましょう。

また、昨日は令和4年度の出納閉鎖でありました。納税管理課、保険年金課をはじめ、多くの関係する担当課の皆さんにおかれては、多大なご尽力をいただき誠にありがとうございました。最終的な数字は、まだ確定していませんが、それぞれの担当の皆さんのご努力により、令和4年度も高い収納率を上げていただきました。改めて関係各課の皆さんに心から感謝申し上げるとともに、令和5年度も引き続きのご尽力をよろしくお願いいたします。

さて、4月22日にリニューアルオープンした道の駅都城「NiQLL(ニクル)」でありますが、オープンから40日が経過したところですが、すでに旧道の駅の年間最高入館者数を超えるお客様がお越しいただいており、本当にうれしく思います。ご来館いただいたお客様、そして関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
今後、秋のグランドオープンに向けて、関わっていただいている関係者・ニクルスタッフの皆様、担当職員の皆さんと力を合わせて、引き続き、「お客様第一」で頑張ってまいりましょう。

また、令和4年度の企業立地件数でありますが、過去最高の26件の企業立地となりました。関係者の皆様、担当者の皆さんに心から敬意と感謝を申し上げます。
特に、都城インター工業団地桜木地区については、工事完了前に12区画すべての区画が完売するということとなり、大変うれしく思います。
企業立地による雇用創出は、地域の活性化はもちろん、人口減少対策の移住・定住対策でも重要な位置づけであり、引き続き、新たな工業団地の整備を含め、しっかりと取り組んでまいりましょう。

最後に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第1部第3章～熱意を持って、地道に努力を続ける～の最後の項目であり、第1部全体の最後の項目でもある「地道に努力を積み重ね、真面目に一生懸命仕事に打ち込む」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の18～19ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。

【解説】
大きな夢や目標を持つことは、人生において非常に大切なことです。
大きな夢や目標を実現するためには、地道に努力を一つ一つ積み重ねることが大切ですが、その際には、気の遠くなるほどの忍耐が必要です。
また、目標と現実のギャップに思い悩むことがあるかもしれません。
しかし、努力なくして成功はないことを認識し、苦しいときやつらいときにこそ、誰にも負けない努力を積み重ねなければなりません。
常に謙虚で勤勉かつ誠実に努力を積み重ね、一生懸命に物事に打ち込んだ結果として、何かを成し遂げたときに、何ものにも代え難い喜びが得られるのです。

【エピソード】
私は専門職ということもあり、採用が決まった時、今まで培った知識を業務に生かして市民の皆様の為に頑張っていきたいという目標を掲げ、これまで業務に励んできました。
しかし、実際に業務を行うと、自分の知識量が少ないにも関わらず、情報は次々と新しくなっていくため、想像していたものとのギャップが大きく、悩むこともありました。そんな時、このフィロソフィを心に留めて、日々新しい知識の習得に励み、研修会に参加したり、先輩方に相談したりするなど、自分にできることを見つけ、より良い市民サービスが提供できるように努力を積み重ねました。その結果だと思いますが、対応した市民の方から「ありがとう」というお言葉をいただけるようになり、何ものにも代え難い喜びを感じることができました。
日々努力を積み重ね、真面目に一生懸命に打ち込めば、成果を上げることができ、大きな喜びを感じることができると学びました。

今回の「地道に努力を積み重ね、真面目に一生懸命仕事に打ち込む」については、当然ながら、仕事をする上ではもちろんのこと、生きていく上でもとても大事なことです。
私の座右の銘の一つは、「努力に勝る天才なし」であります。「努力はうそをつかない」と言われますが、例えば、オリンピック競技においては、金メダリストは世界で一番努力した人、銀メダリストは二番目に努力した人、銅メダリストは三番目に努力した人なのだと私は考えています。すなわち、どんなスポーツ・仕事でも、それに関わる全員がそれぞれに最大限の努力をしているわけですが、それよりももっと努力をして結果を出している人達がいるということです。

元メジャーリーガーとして大活躍し、世界最多安打を放ったイチロー選手が言った言葉です。
私のことを“野球の天才”だという人達がいるが、私自身は自分を“野球の天才”だとは思っていない。ただし、私のことを“努力の天才”だと言うならば、それはあながち間違っていないかもしれない。」

イチロー選手のような、何かを極めた世界一の人達は、絶対に世界一の努力をしているのです。これは我々の人生・仕事においても、必ず当てはまることだと思います。まさに、都城フィロソフィの第1項目目の「人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力」に繋がっています。ぜひ、項目・解説を読み返してみてください。
我々も引き続き、皆で地道な努力を積み重ね、真面目に一生懸命に都城フィロソフィを勉強していきましょう。

それでは、梅雨入りに加えて台風2号の影響もあり雨が続いております。なかなか気分も上がらない季節ですが、来るべき夏に向けて、明るく前向きに頑張ってまいりましょう。以上で、今月のメッセージといたします。