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市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
まず、先般の8月8日~10日にかけて九州西岸を北上した台風6号への対応については、台風の速度も遅く、長丁場の対応となりましたが、職員の皆さんがそれぞれの持ち場で迅速かつ適切に対応していただき、お礼申し上げます。今後、さらなる台風対応等があるかもしれませんが、引き続きのご尽力をよろしくお願いいたします。
また、本日、市議会9月定例会が開会いたします。先般の台風6号復旧関連予算や飼料価格・燃油高騰等に伴う農業支援予算、移住応援給付金の増額補正等の人口減少対策予算等の各種議案を市議会に提出いたします。全ての議案を可決いただけるよう、皆でしっかりと対応してまいりましょう。
さて、8月13日、福岡のPayPayドームで行われたソフトバンクVS日本ハムの試合は、みやざきスペシャルデイズの「都城デー」として開催し、また、8月25日、東京ドームで行われた巨人VS阪神戦も「キャンプ地都城デー」として開催するなど、東京・福岡エリアで都城の対外的PRを進めてまいりました。人口が多く、都城への移住者の割合も大きい東京・福岡エリアの多くのお客様に都城を知っていただく大きな機会となったと考えていますが、こうした「対外的PR事業」は、デジタル・スポーツとともに、今や本市政策の「3つの柱」の一つとして推進しています。こうした対外的PR活動が、ふるさと納税や移住定住等の人口減少対策、交流人口の増加等々、本市のさまざまな政策への好循環を生んでいると確信しています。今後とも、対外的PR活動をしっかりと進めてまいりましょう。
最後に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。当初は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第2部第1章~一人ひとりが都城市役所~の3項目めである「都城が持っているものを生かす」についてお話をしようと考えておりましたが、今日の「宮崎日日新聞」の9面「窓」の欄に、大変ありがたい投稿がありましたので、今月は、そちらの紹介をさせていただき、フィロソフィの学びとしたいと思います。
書いていただいたのは、南九州大学1年の学生さんの投稿であります。タイトルは「講演で学んだ『情熱と努力』」です。
【投稿】
私は南九州大学で開かれた池田宜永都城市長による「キャリアデザイン」の講演「都城フィロソフィ~日本一の市役所を目指して~」を聴き、自分自身の考え方(=生きる姿勢)が大きく変わった。
印象に残ったのは、市長の「人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の掛け算で決まります」という言葉だった。私は結果というものは、能力が全てだと考えていた。私がいくら他の人よりも何かに対して情熱があっても、能力がなければ結果が得られないと思っていた。
しかし、市長の「能力がなくても、情熱を燃やし一生懸命努力すれば、能力に恵まれた人より、はるかに良い結果が得られる」という言葉に、私はうれしくなった。また、自分自身の考え方を変える良いきっかけになり、励みになった。
市長の言葉が、私の考え方を変えたように、私自身も、自分の夢である小学校教師になったときに、子どもたちが将来生きていく上で、励みになる言葉かけができるといいなと思う。
そのために、大学生活を充実させていきたい。
こうした投稿でありました。大変ありがたい言葉でありますし、我々が、普段学んでいる「都城フィロソフィ」の一番最初の項目である「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」について、しっかりと大学生が自分の心に受け止めていただいたということで、大変嬉しく思っています。そして、「都城フィロソフィ」は、都城市役所に限らず、誰でも自らの力に変えることができると、今回の投稿を読ませていただいて、私自身確信いたしました。今後とも、皆さんと一緒に「都城フィロソフィ」を学んでいきたいと思います。
それでは、8月も終わり、あっという間に9月。朝晩は少し涼しくなってきて、秋への足音も聞こえてきましたが、まだまだ暑い日が続きます。今月が終わると、今年度も半分が過ぎ、今年は残り3か月です。やるべき仕事を先送りせず、しっかりと前に進めてまいりましょう。以上で、今月のメッセージといたします。
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