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第131回市長のスマイルメッセージ(令和5年11月1日放送)

記事ID:59122 更新日:2023年11月1日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

第131回市長のスマイルメッセージ

令和5年11月1日(水曜日)

皆さん、おはようございます。
 
まず、本市の副市長人事について、職員の皆さんへご報告いたします。すでに報道のとおり、昨日(10月31日)付で児玉宏紀総括担当副市長が退任され、本日付で吉永利広事業担当副市長が、総括担当兼事業担当副市長に就任いたしました。
 
児玉宏紀副市長におかれましては、私が市長に就任した4カ月後の平成25年4月に副市長に就任いただき、それから3期10年7カ月の長きにわたり、都城市の発展のためにご尽力いただき、また、私を副市長として全面的にお支えいただきました。
今の都城の成長・発展があるのも、児玉副市長のお力があったからこそであり、心から感謝申し上げます。
児玉副市長は、職員の皆さんもご承知のとおり、豪快磊落、まさに「親分」と呼ぶにふさわしい懐深くて温かく存在感のある副市長でありました。職員の皆さんも、そして私も、児玉副市長に頼りっぱなしだった気がいたします。
 
その児玉副市長が、今年5月に体調を崩され、その後、療養を続けておられ、日に日に回復も進んでおられるとご家族からもお聞きしておりますが、一方で、副市長に復帰し職責を果たすことは難しいのではないか、とのご自身の判断もあり、10月31日付で副市長を退任することとなりました。
私としては、まだまだ一緒に仕事をしたかっただけに、大変残念で悔しい思いを強く感じておりますが、当然ながら、児玉副市長がその思いを一番強く持っておられることと思います。その児玉副市長の大きなご決断でありますので、私としては、その重い決断を受け入れることといたしました。

我々は、児玉副市長からいただいたご指導ご鞭撻を胸に刻み、「都城市民の幸福と都城市の発展」のために、職員一丸となって、最大限の力を尽くしてまいります。
 
児玉副市長におかれましては、まずは体調の回復に努められ、一日も早く健康を取り戻して、ご家族とともに元気にお過ごしいただくことを心からご祈念申し上げます。
そして、これからの都城市のさらなる発展を見守り、引き続き、応援いただければ幸いであります。
改めまして、長きにわたり、都城市民と都城市のためにご尽力いただき心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 
次に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第2部第1章~一人ひとりが都城市役所~の4項目である「市民目線を貫く」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の28~29ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。

【解説】
市役所は、市民の幸福や市の発展を実現するために市民サービスを提供する「サービス業」です。市民サービスを提供するに当たって、市役所に来る全ての人の満足を得ることは、非常に難しいことです。
なぜなら、市役所には手続きや相談のためにやむなく来る人がほとんどであり、明るい気持ちを持った人ばかりではないからです。
そのような人に気持ち良く帰ってもらうためには、市民目線を貫き、市民に寄り添った最良のサービスを提供することが必要です。
市民の喜びが私たちの喜びであると考えながら仕事に取り組む必要があります。

【エピソード】
ある市民の方が、手続きの仕方が分からないということで窓口に来られ、その対応をしました。申請用紙をお渡しして、記入の仕方や手続きの流れについて説明をしていたのですが、ずっと不安そうな表情で話を聞いていました。そこで、お客様の不安な気持ちや現状を詳しく聴いた上で、分からない点について、専門用語をなるべく使わずに、実態に沿った内容で分かりやすく説明をすることに徹しました。

すると、徐々に緊張が解けたような顔つきになり、お帰りになる際には「不安だったけど来てよかったです。分かりやすい説明をありがとうございました」と言っていただけました。
この経験から、まずはお客様のお話を傾聴し、寄り添った言葉遣いで対応するだけでもお客様の不安な気持ちを取り除けるということが分かりました。「もしも自分がその立場だったら」という市民目線を常に持ち続けることで、1人1人に寄り添った最良のサービスを提供していきたいです。

今回の「市民目線を貫く」については、市役所職員にとっては至極当たり前のことであり、いまさら申し上げるまでもないことですが、我々の仕事は「市民のため」「都城市のため」を第一義的に行っており、したがって、常に「市民目線を貫く」ことが必要です。

そして、私がこの項目でいつも話しているのが、「市役所での接遇の難しさ」であります。
先ほどの解説でもあったとおり、「市役所には手続きや相談のためにやむなく来る人がほとんどであり、明るい気持ちを持った方ばかりではない、いや、明るい気持ちで来られる方はかなり少ない」と思われます。一方、ディズニーランドに来ている人達は、大半が明るくハッピーな気持ちで来ているはずです。
したがって、例えば、ディズニーランドでは許される粗相が、市役所では絶対に許していただけない可能性が高いのです。
すなわち、職員の皆さんにお願いしている接遇は、ディズニーランドのキャストの皆さんよりも難しい接遇をお願いしていることになります。しかしながら、職員の皆さんには、その難しい接遇を「市民目線を貫いて」是非ともやっていただきたいと思います。引き続き、一緒に学んでまいりましょう。
 
それでは、いよいよ11月となり、今年もあと2カ月。朝晩はかなり冷え込んでまいりました。職員の皆さんにおかれては、体調管理に気をつけられ、元気に今年の残り2カ月を駆け抜けていただければと思います。以上で、今月のメッセージといたします。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMP3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第131回市長のスマイルメッセージ音声 [その他のファイル/7.35MB]


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