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市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。
皆さん、おはようございます。
まず、5月31日は令和5年度の出納閉鎖でありましたが、納税管理課、保険年金課、介護保険課、会計課をはじめ、関係する部課の皆さんには多大なるご尽力をいただき、無事に出納閉鎖をすることができました。心から感謝申し上げます。
また、本市の各収納率は、担当の皆さんの大変な頑張りのおかげで、今年も高い収納率を上げていただきました。担当の皆さんの頑張りに心から敬意を表します。ありがとうございます。
業務上大変なことも多々あると思いますが、これからも引き続き、ご尽力のほどよろしくお願いいたします。
さて、5月26日、河野太郎デジタル大臣が本市を訪問いただき、「本市のデジタル化の取組み」について、意見交換及びご視察をしていただきました。
日曜日にも関わらず、担当部課の皆さんにおかれては、本当に素晴らしい対応をしていただきました。心からお礼申し上げます。
当日は、まず、河野大臣と「マイナンバーカードの普及促進及び活用」について意見交換させていただき、その後、「マイナちゃんカー」「書かないワンストップ窓口」「マイナンバーカード特設会場」「救急搬送におけるマイナンバーカード利用実証事業」をご視察いただきました。
そして、最後のぶら下がり会見では、河野大臣から「都城市はマイナンバーカード普及率が約90%と高く、救急搬送をはじめ様々な市民サービスに活用されている。 デジタル庁としても、都城市の取組みを他自治体に横展開を図っていくとともに、チャレンジする都城市を積極的に後押ししていきたい。」との有り難い評価をいただきました。
本市では、全国に先駆けて「デジタル化の推進」を図り、様々な取り組みを実施しておりますが、今回、担当大臣である河野デジタル大臣にお越しいただき、直接説明・ご視察をいただいたことは、本市としても大変名誉なことであり、今後とも、デジタル化の恩恵を市民の皆様へお届けすべく、積極的に「デジタル化の推進」を図ってまいります。
また、4月27日にオープンした関之尾公園内の「スノーピーク都城キャンプフィールド」でありますが、オープン当初から多くのお客様にお越しいただき、GW中はテントサイトもコテージ・住箱もほぼ満室となるなど、とても幸先の良いスタートを切ることができました。
5月26日にオープン1ヶ月となりましたが、この1ヶ月で6万7,000人余りの皆様にお越しいただきました。心からお礼申し上げます。
今回のリニューアルで掲げた年間来場者数を19万人としているなか、オープン1ヶ月で6万7,000人余りの皆様にお越しいただいたことは、大変有難いことであり、引き続き、多くのお客様にお越しいただけるよう、スノーピーク様とも連携して対応してまいります。
次に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第2部第2章~全員の心を一つにする~の最初の項目である「ベクトルを合わせ、チームで取り組む」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の38~39ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。
【解説】
人には、それぞれさまざまな考え方がありますが、それぞれの力のベクトルがそろわなければ、力は分散してしまい、一つの大きな力とはなりません。
このことは、個人プレーだけでは勝てない野球やサッカーなどの団体競技を見ればよく分かります。
みんなでベクトルを合わせるためには、報告・連絡・相談、いわゆる「報・連・相」を怠らないこと、そして、職場全体で足並みをそろえて互いに助け合うことを意識しなければなりません。
チームの力が同じベクトルに集結したとき、何倍もの力となって驚くような成果を生み出します。1+1が3にも5にもなるのです。
【エピソード】
本課では、3年を一括りとする事業計画を策定し、高い目標を掲げ職員一丸となって事業に取り組んでいます。
計画策定時、課としての目標値を協議の上設定したのですが、指示があったのは、さらにそれを上回る目標値でした。当初、課内では悲観的な言葉しか出なかったのですが、出来ないではなく、どうすれば達成できるか、効果的な方法はないかなど、協議・検討を重ねました。目標達成のための具体的な取組を明確に示して実行し、毎年実績評価を行うことで、改善しながら推進してきました。
そして、3年間の継続した取組は、高いと感じていた目標値を達成見込みとして上げることができました。これは、課内の職員の意識と足並みを揃えた結果だと確信しました。この結果に対して、職員一同達成感を感じると共に、今後の課題にも着目するというさらに高いところを目指す姿勢も見られました。
どんなことも、悲観的な考えではなく、話し合いや協議を通して共通の課題意識を持ち、前向きに取り組むことで、高い目標も達成できるのだなと実感しました。お互いの情報交換「報・連・相」を怠らず、職場で目的意識を共有し、足並みを揃えることで、結束力が高まり、驚くような成果を上げることができました。
今回の「ベクトルを合わせ、チームで取り組む」ですが、この世の中、誰も一人では仕事はできませんし、たった一人で生きていくこともなかなか難しいでしょう。特に、仕事をするという場合は、まさにチーム・仲間で協力しながら前に進んでいかなければなりません。
その際、大事なことの一つは、チーム内でベクトルを合わせた上で、個々人が与えられた立場に応じて、その役割を果たすということです。部課長には部課長の役割が、副課長・主幹には副課長・主幹の役割が、副主幹・主査には副主幹・主査の役割が、新人の皆さんには新人の役割があります。
おのおのがおのおのの役割をしっかりと果たせば、当然ながら、チームの力は格段に上がります。ただし、例えば、部課長が副主幹・主査のように振る舞ったり、逆に副主幹・主査が部課長のように振る舞ったとしたら、おそらく、チームの力どころかチーム自体が成り立たなくなってしまうでしょう。
ちなみに、今回のエピソードにあった「計画策定時、課としての目標値を協議の上設定したのですが、指示があったのは、さらにそれを上回る目標値でした」の指示は、おそらく私が指示したものだと思います。したがって、このエピソードはどこの課の話であるか大体分かりましたが、エピソードにあったとおり、課が一丸となって高い目標に向かって取り組んだ結果、職員の皆さんの力で目標をクリアし、なんと今や、本市の数値は全国平均よりも良い数字となっています。そして、このことは全て市民の皆様へ還元されるのです。本当に素晴らしい取り組みだと高く評価します。引き続き、一緒に学んでまいりましょう。
それでは、今月は市議会6月定例会が開会予定であります。提出する全ての議案を可決いただけるよう、職員の皆さんのご尽力をお願い申し上げ、今月のメッセージといたします。
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