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第149回市長のスマイルメッセージ(令和7年5月7日放送)

記事ID:75151 更新日:2025年5月7日更新

市長が毎月初めに行う職員向けの庁内メッセージを掲載します。

第149回市長のスマイルメッセージ

令和7年5月7日(水曜日)

皆さん、おはようございます。

まず、4月11日、本市高崎町で野生のイノシシの豚熱感染が確認されました。その後、農政部畜産課を中心に、国・県の関係機関とも連携して、発見地点から半径10キロの範囲への経口ワクチン散布、生産農家への消毒液の配布及び防疫の啓発などの対応を迅速かつ的確に行っていただいております。心から感謝申し上げます。
絶対に生産農場に豚熱ウイルスを侵入させないよう、引き続き、国・県・生産農家の皆様としっかりと連携して万全の対応をしてまいりましょう。職員の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

さて、本日より、本市窓口業務の受付時間を、これまでの「8時30分~17時15分」から、「8時45分~16時30分」と1時間短縮して窓口業務をスタートいたします。担当職員の皆さんには、ご負担をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
今回の対応は、職場環境の改善や残業時間の短縮、政策立案への注力など、業務改善に寄与するものと期待していますが、当然のことながら、窓口業務が1時間短縮しても、市民サービスの低下を招いては元も子もありません。
職員の皆さん全員が、これまで以上に挨拶・接遇に気を配り、「市民はお客様」、「市役所は市民サービス産業」との意識を持って、より良い市民サービスの提供に取り組んでまいりましょう。

また、4月10日に西都市で開催された「県消防職員意見発表会」で本市の消防士・吉牟田穂香さんが最優秀賞を受賞されました。誠におめでとうございます。
発表では、「安心して職場を離れ、復帰できる環境が24時間体制で地域を守る消防行政の維持に必要」との思いを訴えたと伺っています。吉牟田さんには、消防士を目指す男女の模範として、これからも頑張っていただきたいと思います。我々も引き続き、職場環境の改善に努めてまいります。

さて、職員の皆さんには、ゴールデンウィークをいかが過ごされたでしょうか。今年のゴールデンウィークは概ね天気も良く、ご家族・ご友人などと楽しい時間を過ごされたのではないかと思います。

本市におきましても、ゴールデンウィークは各地でイベントなどが開催され、多くの皆様が足を運んでいただきました。
オープンから1年が経った関之尾公園内の「スノーピーク都城キャンプフィールド」。この1年間で約34万人もの方々がお越しいただき、年間目標の約19万人を大きく上回りました。ゴールデンウィーク中に開催された1周年イベントにも多くの皆様がご来場いただいたと聞いており、大変嬉しく思います。
また、オープン2周年を迎えた「道の駅都城NiQLL」では、4月26日~27日にニクル誕生祭が開催され、私も2日目の「FM宮崎ハイブリッドモーニングinニクル」に参加させてもらいましたが、過去最高と思われるくらいの皆様がご来場いただき大盛況となりました。
さらには、中心市街地のMallmall&TERRASTA周辺でも様々なイベントが開催され、連日多くのお客様がお越しいただき、その他の市内各地のイベントもそれぞれに賑わっており、都城にたくさんの元気をいただいたところです。本当にありがとうございました。今後とも、皆で都城を盛り上げてまいりましょう。

次に、「都城フィロソフィ」についてお話いたします。今月は、「都城フィロソフィ・エピソード集」にある第2部第3章~燃える集団となる~の7番目にある「大局観を磨く」に関する職員の皆さんのエピソードをご紹介いたします。エピソード集の54~55ページにある解説・エピソードには、次のように書いてあります。

【解説】
大局観とは、物事の全体を広い視野で捉え、本質を把握する見方です。
市役所の一つひとつの事業を切り取ると、必ずしも市民の全てが受益者とならない事業も存在します。そのため、事業の効果については、市全体を広い視野で捉え判断しなければなりません。
また、市民ニーズが高度化・多様化する中で、複数の分野にまたがって市民サービスが提供されるケースも増えています。そのため、多角的かつ長期的な視点を持って全体を見渡すことで、最良のサービスを提供する必要があります。
大局観は、一朝一夕に身に付くものではありません。アンテナを高く、ネットワークを張り巡らし、常に新しい情報に触れることによって日々磨かれていきます。

【エピソード】
業務中に「もっとこうしたら便利なのに」、「処理が早ければ効率的に業務を進められるのに」と感じたことは無いでしょうか?私も過去にその思いを強く感じた一人でした。しかし、実際に一から見直しを行おうとすると、膨大な時間や労力が必要になります。「もっと簡単かつ効率的に見直しできないか?」と考えていた時に出会ったのが「全国都市改善改革実践事例発表会」でした。
全国の自治体で実践された事例発表に触れ、幅広い視野を持つことや他自治体とのネットワークの重要性を感じました。発表は、窓口業務や消防防災業務、農業、土木など様々、また内容も日々の業務のちょっとした改善の取組についてです。例えば、「折り返し電話の見える化」は、表計算の共有機能を活用して市民からの折り返し電話の一時対応のスピードアップを実現するものです。聞けばそのくらい出来ると思うような取組ですが、発想のシンプルさに驚かされました。
私たち職員は、より良い市民サービスの提供のために日々改善を行っています。多角的視点や長期的視点に加え、他自治体や自治体職員間のつながりを深めることで、大局観を身に付けることが出来るのではないでしょうか。多くの職員が大局観を持つことによって、一人の千歩から千人の一歩となり、市民の笑顔を私たち職員の笑顔につなげたいと感じました。

今回の「大局観を磨く」についてですが、私は、この「大局観」は仕事をする上でとても重要な視点・感覚であると思っています。特に、管理職は絶対に持っていなければならないものであり、役職が上がれば上がるほど、より必要な能力であると考えています。したがって、本市においては、私が1番この大局観を持っていなければならないのです。
例えば、部長・課長が、大局観をもって仕事全体を眺めることなく、目の前の仕事だけをこなしていたとするならば、その部課は、おそらく仕事が回らない状況に陥り、仕事は停滞し、職場の雰囲気はより悪化することになるでしょう。
一方で、この「大局観」というものは、一朝一夕には身に付くものではないし、本を読んでも身に付くようなものではないと思います。すなわち、「全体を見ながら仕事をする、仕事を俯瞰する」といった経験を直接積まない限り、絶対に身に付かないと私は確信していますし、それも若いうちにそうした経験を積んだほうが、より身に付きやすいと考えています。
そのため、本市では、私が各部に総括担当を新設して若手職員を配置し、「全体を見ながら仕事をする、仕事を俯瞰する」といった経験を若いうちに取り組ませているわけですが、たとえ総括担当でなくても、本人の日頃の意識次第で、究極、どこの部課でも大局観は学ぶことができると思います。すべては本人の意識次第です。引き続き、一緒に学んでまいりましょう。

それでは、ゴールデンウィーク明けで、まだ少々休みボケが残っているかもしれませんが、仕事も私も待ってはくれませんので、それぞれご担当の業務をしっかりと前に進めていただきたいと思います。一緒に頑張ってまいりましょう。以上で、今月のメッセージといたします。

市長のスマイルメッセージの音声

次の圧縮ファイルをダウンロードして聴くことができます。ただし、圧縮ファイルを解凍して得られるMp3(エムピースリー)ファイルを聴くには、Windows Media Player(ウインドウズメディアプレーヤー)などのソフトウェアが必要です。

第149回市長のスマイルメッセージ [その他のファイル/4.89MB]


市長とスマイルランチ

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