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令和6年4月4日
令和6年4月1日付けで、令和6年度都城志布志道路整備関連予算が総額で54億5千万円配分されたことにつきまして、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
内訳としましては、国土交通省直轄区間が22億6千万円、鹿児島県区間が31億9千万円の配分となりました。
都城志布志道路につきましては、令和3年度に全体の約8割となる乙房ICから志布志ICが開通しました。
令和6年度には、いよいよ都城ICから乙房IC区間及び志布志ICから志布志港区間が開通予定であります。これらの区間が開通しますと、圏域住民が長年待ち望んだ『都城志布志道路の全線開通』という悲願達成となります。
本道路は、南海トラフ巨大地震による災害等が発生した場合の太平洋沿岸地域の後方支援機能を充実させる「防災の道」として重要であり、南九州圏域の防災機能の強化が期待されます。
また、九州縦貫自動車道宮崎線と東九州自動車道が都城志布志道路で結ばれ、陸・海・空からの交通アクセスが飛躍的に高まることにより、輸送コストの縮減やアクセス性が向上し、地域経済の活性化、地域医療の充実にも大きな力を発揮するなど、全線開通による「経済の道」「医療の道」としての大きな役割・効果が見込まれます。
都城志布志道路は全線がつながってこそ、最大限真価を発揮するものであることから、今後も引き続き、一日も早い全線開通に向けて、市長として、また、都城志布志道路建設促進協議会の会長として、関係者の皆様と力を合わせ、全力で取り組んでまいります。
都城市長 池田 宜永