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令和6年11月28日、鹿児島県議会において鹿児島県塩田知事が「都城志布志道路」(志布志IC~志布志港)の供用開始日を令和7年3月23日(日曜日)と公表しました。
昨日の都城志布志道路「都城IC~乙房IC間」の令和7年2月15日(土曜日)開通に引き続き、本日、鹿児島県塩田知事から鹿児島県議会第4回定例会において「志布志IC~志布志港」が同年3月23日(日曜日)に開通することが公表されました。
これにより、都城志布志道路は全線約44キロメートルが開通することになります。
平成6年に計画路線として指定を受けてから30年の歳月が流れ、ついに全線開通を迎える運びとなり、国土交通省並びに宮崎・鹿児島両県をはじめ、これまで御尽力いただきました国会議員、両県議会議員など、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
これまで都城志布志道路の早期全線開通を目指し、都城市、曽於市、志布志市で構成する「都城志布志道路建設促進協議会」、「民間協議会」、「道づくりを考える都城広域女性の会」が官民一体となって熱意を届けてまいりました。この都城圏域住民の悲願が「都城志布志道路の全線開通」として成就することは大変感慨深く、喜ばしく思います。
本道路は、南海トラフ巨大地震や異常気象による災害等が発生した場合の太平洋沿岸地域の後方支援都市(バックアップシティ)としての機能を充実させる防災の道として重要であり、都城圏域のみならず南九州全体の防災機能の強化が期待されます。
また、九州縦貫自動車道宮崎線と東九州自動車道並びに志布志港が都城志布志道路で結ばれることにより、陸・海・空からの交通アクセスが飛躍的に向上し、輸送コスト縮減やアクセス向上などが図られます。それにより地域経済の活性化、地域医療の充実等にも大きな力を発揮するなど、今後、「防災・経済・医療」の道としての大きな役割・効果が見込まれます。
今後とも、多くの関係者の皆様と力を合わせ、南九州の物流拠点・防災拠点としての機能を高め、都城圏域がますます発展できるよう取り組んでまいります。
都城志布志道路建設促進協議会 会長(都城市長) 池田 宜永