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9月10日~9月16日は自殺予防週間です
毎年9月10日からの1週間は自殺予防週間です。
この機会に、命の大切さや自殺を防ぐことについて考えてみませんか?
自殺の現状
令和5年の全国の自殺者数は21,837人、宮崎県内では216人が自殺で命を亡くしています。
宮崎県の人口10万人に対する自殺死亡率は20.2でこの値は全国でワースト5位と自殺率は高い状況です。都城市の令和5年の自殺者数は26人で自殺死亡率は16.1となっており、全国の17.6より低くなっています。
自殺の背景には精神保健上の問題だけでなく、過労・生活困窮・育児や介護疲れ、いじめや孤独・孤立など様々な社会的要因があります。
※統計は自殺統計(自殺日・居住地)の確定値
あなたの大切な人のこころは元気ですか?
都城市の自殺者の約6割は、独り暮らしではなく同居者がいる人です。
自殺を考えている人は「悩みを相談すること」に抵抗感を感じる人も多くいますが、悩みを抱えながらも何らかのサインを発しています。周囲の人は変化に気付き、発するサインを見逃さないことが大切です。
SOSを発している人はいませんか?
転勤、昇進、結婚、出産、身近な人との死別体験など、生活の変化は悩みの大きな要因となります。
一見、他人には幸せに見えることでも、本人にとっては大きな悩みやストレスになる場合があります。「眠れない」「食欲が無い」「酒量が増す」「口数が減った」「仕事の能率が落ちる」「決断できない」など、SOSのサインに気づいてあげてください。
生きることを支える「ゲートキーパー」を知っていますか?
ゲートキーパーとは、直訳すると「命の門番」という意味です。「命を絶つ道」へ向かわせないために体調の変化に気付いたり、悩みを聞いたりすることで、適切な方向へ導く人のことです。
ゲートキーパーには特別な資格は必要ありません。大切なのは、身近な人の変化に『気づき』、悩みごとを『傾聴』し、必要に応じて専門機関に『つなぎ』、温かく『見守る』ことです。
都城市では市民向けにゲートキーパー養成講座を実施しています。詳しくは、ゲートキーパー養成講座を確認ください。