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「市民の生命や財産を守る!」~権堀和千代さん
北消防署(平成29年度在籍)
権堀和千代さん (平成29年入庁)
都城市役所を選んだ理由
県外の大学に進学しましたが、生まれ育った都城の人や土地柄が大好きで卒業したら必ず地元に戻って働こうと決めていました。
大学を卒業後、都城健康サービスセンターで臨床検査技師として約2年間働きました。この仕事にもやりがいを感じていましたが、市民の生命や財産を最前線で守る消防士の仕事に当時の仕事以上の魅力を感じて転職することを決意し消防を受験しました。
現在の業務
現在(平成29年当時)は、北消防署の警防救助隊として、火災、救急、救助の各現場で活動にあたっています。昨年12月には大型自動車の免許を取得し、ポンプ車等の消防車両の機関員として現場に出動できるよう現在訓練に励んでいます。
日常においては事務処理のほか、さまざまな現場で対応できるように基本訓練を反復して行うとともに、火災や救急の現場を想定した実践的な応用訓練にも取り組んでいます。
仕事のやりがい
出動した現場で日頃の訓練の成果を出せたときは充実感に満たされますが、逆に成果が出せなかった時は少しへこみます。こんな新米の私にも傷病者の家族から「ありがとう」と感謝の言葉を言われたときには心が温かくなり、また頑張ろうという気持ちになります。
消防士の仕事は、救急、救助、警防、予防など業務の幅も広く、学ぶことも沢山あり、自分自身がスキルアップできることに魅力とやりがいを感じます。
休日の過ごし方、リフレッシュ法
休日は、体力をつけるために家の周りを走ったり、ジムに通って筋トレをしたりしています。まだまだ男性職員に比べて力不足ですが、継続は力なりと自分に言い聞かせながら頑張っています。
友人たちとおいしいものを食べに行くことや、温泉・映画・ショッピングなどを楽しむことでリフレッシュしています。
受験者へのメッセージ
消防士を目指している女性のみなさんに一言。現在、都城市には女性消防士が1人しかいません。消防士は男性の仕事というイメージが強いかと思いますが、全国的に見ると年々、女性消防士の数は増えてきています。都城市消防局でも女性が男性と一緒に24時間体制で現場に出て働ける職場環境が整いつつあります。
私自身とても働きがいのある仕事だと感じているので、消防士を目指している女性の方は最後まで諦めずに頑張ってほしいです。