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花木あげ馬(はなのきあげうま)

記事ID:1968 更新日:2021年12月23日更新

揚げ馬は、県内においては、都城市にしか残っていない貴重な無形民俗文化財で、山之口町花木や高木町、高城町穂満坊、同町桜木の諏訪(南方)神社に伝承されています。いずれも農作物に関係する神「作神(さくがみ)」送りの古い型を伝える行事として、由来や行列形態に特徴があります。この由来は、五穀豊穣・家内安全・無病息災などの他、島津氏の安泰や参勤交代の道中祈願、農民の願い等が盛り込まれているといわれています。

行列は、稚児の乗る馬と荷駄馬を中心とした大名行列を模し、南方(諏訪)神社へ奉納する共通した形態で、行列を構成する人数や各人の呼称、馬方唄などには、伝承の経緯やその地区での工夫が加わって独特なものとなっています。 

※参考:山之口町の文化財(平成14年3月発行)、都城市の文化財(平成26年7月22日発行)

花木地区郷土芸能あげ馬

伝承地

山之口町花木


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