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格安をうたう家具や家電品等の模倣サイトに注意してください!
有名なメーカー等のWebサイトに非常によく似た作りで、正規サイトの価格よりかなり安く商品を販売する模倣サイトによるトラブルが増えています。同様のトラブルは以前から衣服やスニーカー関連にみられたのですが、最近では家具や家電などが多い傾向にあります。
そこで、模倣サイトによるトラブル事例とともに、注意すべきポイントを紹介します。
相談事例
ネット広告に表示されていた有名な家電メーカーのサイトで掃除機を注文したが、その後、商品到着予定日を2日過ぎても届かなかった。サイトにあったフォームから問い合わせをしても返信が来ず、注文した商品の配送状況も確認できないので、サイトの会社概要に記載されている問い合わせ番号に電話したところ、「それは模倣サイトだ」と言われた。
どうやら正規のメーカーのサイトをそのままコピーした模倣サイトで、問合せフォームだけを変えたものらしかった。
チェックポイント1
- 販売価格が大幅に割引されている。(安くないから正規だとは言えないが、あまりにも安い場合は購入を控える)
- サイトURLの表記がおかしい。(正規サイトのURL表記と少しだけ異なっている、同URLの前後に別の文字が追加されているなど)
- 事業者の住所の記載がない。または、住所の記載はあるが、場所を調べてみるとおかしい。(田んぼや畑、個人宅になっているなど)
- 事業者への連絡方法が、問い合わせフォームやフリーメールだけになっている。
- 決済がスムーズにいかず、何度も入力させられる。
- 利用規約等におかしな記載・不当な記載がある。
- サイト内のリンクが適切に機能しない。
チェックポイント2
- URLを入力してサーバ情報を調べられるサイトを利用し、当該サイト・サーバの情報に不審な点が無いか確認します。
- インターネット上の当該サイトに関するトラブル情報を確認する。
チェックポイント3
購入前に、当該サイトの運営事業者へ問い合わせを行い、返信内容等を確認する。(返信がない、日本語の字体・文章表現がおかしいなど)
不審に感じたら
すぐに最寄りの消費生活センター等に相談してください。海外事業者とのトラブルについては、国民生活センター越境消費者センター(CCJ)でも相談を受け付けています。
詳しくは、国民生活センターホームページ<外部リンク>を確認ください。