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占い師や鑑定士を名乗る者からの相談事例を紹介します

記事ID:27727 更新日:2020年12月17日更新

占い師や鑑定士を名乗る者から次々とメッセージが届く相談が多発しています。

占いサイトやアプリに注意

全国の消費生活センター等には、占いサイトやアプリ(以下、占いサイト等)に関する相談が年間1,000件以上寄せられており、2019年度以降、増加しています。
特に女性の相談が多く、8割が女性のトラブルです。市民が無料のつもりで占いサイト等に登録すると、占い師や鑑定士を名乗る者に「あなたは素晴らしい金運を持っている」「良縁に恵まれる」などと言われ、複数回にわたって占いや運勢鑑定と称したやりとりをしたものの、金運や恋愛運の向上等の結果は得られず、やりとりのために高額なお金を支払ってしまったなどのトラブルがみられます。
そのほか、「占いサイトに名前や生年月日等を登録してから、知らないサイトからメールがたくさん届くようになった」など占いサイト等に関連した迷惑メールや、電話の占いサービスに関する相談も寄せられています。

相談事例

「必ず宝くじの高額当選に導く」と言われたがいつまで経っても結果が出ない

携帯電話でインターネットを閲覧していると占いサイトの体験ページがあり、名前や生年月日等を登録した。
その後、金運専門の鑑定士Aから鑑定チケットを1,000円で発行するとのメッセージがあり、クレジットカードで支払った。鑑定士Aから職業や所得等を聞かれて答えると、「一攫千金の鑑定士Bが一週間日本にいるので紹介したい」「Bは選ばれし者のみを鑑定し、必ず宝くじの高額当選に導く」と言われた。
やりとりについて口外しないこと、最後まで鑑定を受けること、Bを信じることを約束させられ、Bの鑑定の実績の証拠として、宝くじの当選者の通帳の写真が届いた。
2日間の無料期間終了後はメッセージ一通あたり1,500円分のポイントが必要となったが、宝くじの当選番号を導き出すために特定の言葉を一文字ずつ送信するよう指示され、2週間以上やりとりし、ポイント料金や鑑定料として銀行口座振込で約17万円、クレジットカードで約38万円を支払った。
いつまで続けたら結果が出るのかBに聞いても明確な回答がなく、「結果を出さないと必ず高額当選に導くという実績が崩れるため困る」「波動が乱れているから調整が必要だ」などと言われた。

消費者へのアドバイス

  • 無料の占いだからといって気軽に氏名や生年月日、メールアドレス等の個人情報を入力しないようにしましょう
  • 占い師や鑑定士を名乗る者からメッセージが届いても安易に返信しないようにしましょう
  • 占い師や鑑定士の言葉をうのみにしてやりとりを継続しないようにしましょう
  • トラブルに遭ったと感じた場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう

詳しくは、国民生活センター発信情報<外部リンク>を確認下さい


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