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四家薙刀踊り(しかなぎなたおどり)
別名「侍踊(さむらいおどり)」とも呼ばれ、高城町四家地区守護神、長野神社の例祭(穂祭=ホゼ)11月23日に、五穀豊穣と新穀感謝を祈念し奉納されています。
踊り自体は、江戸時代末期からのものとされていますが、四家地区には明治15年ごろに伝えられたといわれています。
父を侍に無礼打ちにされた娘たちが、薙刀の稽古を積み、何年か後にめでたく仇討ちを果たした話を素材にしています。仇討ち物語は県内に多く流布していますが、侍役と娘役が刀と薙刀で切り合う踊りは珍しいと言われています。
※参考:宮崎県高城町閉町記念誌(平成18年3月発行)
伝承地
高城町四家