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【国民生活センター】自転車後部に乗車中の子どもの事故に注意!
医療機関ネットワークには、自転車後部に子どもを同乗させて走行していた際の事故情報が2019年度から2023年度までの5年間で、207件寄せられています。身体のはみ出しによる事故の大半は骨折で、特に人の骨の中で最も大きい大腿骨を骨折する事故が発生しています。
そこで安全に走行するためのアドバイスをお伝えします。
事故の事例
- 車止めのポールを通過する際に子どもの足がポールに接触し、大腿骨を骨折。約1ヶ月入院。
- 子どもが足をぶらぶらさせていたため、足とガードレールが接触。大腿骨骨折により約3週間入院。
- 幼児用座席を使用せず、後ろの荷台に乗っていて、左足が巻き込まれた。アキレス腱露出。約3週間通院。
アドバイス
- 自転車後部の幼児用座席に乗った子どもは、前方の視界がほとんどありません。子どもにシートベルト及びヘルメットを適切に装着させ、身体をはみ出さないよう声掛けしましょう。
- 狭い通路を走行する際は、同乗させている子どもが障害物と接触しないよう、自転車から降りて押して歩いて通過しましょう。
- 子どもを自転車に乗車させる際は、年齢や身長に合わせて必ず幼児用座席を使用しましょう。