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小学校へ図書館サポーターを配置しています
児童が本に親しみをもちながら、読書習慣を身に付け、積極的に学校図書館を利用できるようにするため、市では、平成22年度から全ての市立小学校に図書館サポーターを配置しています。
事業目的
学校図書館での支援体制が充実することで、児童一人一人に「本に親しむ読書習慣」が身に付き、積極的に学校図書館を活用した学習態度が生まれます。
図書館サポーターの業務
図書館サポーターは、学校の図書担当職員と連携し、児童に本を薦めたり、季節に応じた掲示物を作成したりしながら、本への興味と関心を高める環境づくりを行っています。
また、図書館の本や教材として使う本を選んだり、読み聞かせを行ったりするなど、児童が本と触れ合う場所と機会を多く提供しています。
図書館サポーター配置事業の取組
市では、図書館サポーターに必要とされるスキルを向上させるために、定期的に研修会を行ったり、市立図書館と連携したりすることで、児童が読書に親しみやすい環境づくりに取り組んでいます。
これらの取組により、図書室を利用する児童の割合は年々増加しており、現在では8割を超える児童が週1回以上図書室を利用しています。
図書館サポーターの声
児童が本を読みたくなる工夫として、貸出冊数に応じた読書ビンゴやパズルなどのイベントを企画し、手作りのしおりをプレゼントするなど、楽しみながら読書量を増やす環境を整えています。
多くの児童が本に触れるきっかけづくりを、これからも提供していきます。
児童の声
- 盲導犬の訓練の勉強をするときに、盲導犬と同じような「働く犬」の本を読んでくださりありがとうございました。
- 盲導犬や働く犬のことがとてもよくわかりました。先生が読んでくれる本は、どれもおもしろかったです。
- 本をどこに片付けるかわからないときも教えてくれてありがとうございました。
図書館サポーターが配置されている学校長の声
- 図書館設営や授業サポートおよび読み聞かせなど、児童もとても楽しみにしている。
- 図書館サポーターにさまざまなイベントを企画してもらうことで、年間の図書貸出冊数が増えた。
- 授業サポートでは、担任からの依頼を受け、本の選定や読み聞かせを行い、設営では児童も一緒に参加するような掲示物を工夫するなど、読書活動の推進に貢献してもらっている。
- 読書を通じた心の教育の充実に貢献してもらっている。