本文
令和3年11月17日 学校給食への金属の混入
市内中学校で提供した学校給食(にんじんポタージュ)に、長さ約8ミリの金属(以下「異物」)が混入する事案1件が発生しました。
経緯
令和3年11月16日(火曜日)、市内中学校において、都城学校給食センターで調理した「にんじんポタージュ」に異物が混入しておりました。生徒が給食中に、何かを噛んだ感触のあと、口内に違和感があったため取り出したところ、はりがねのようなものだったため、担任へ報告しました。担任はすぐに教頭へ報告し、全校一斉放送により注意喚起を行いました。
都城学校給食センターとしましては、当該校から連絡後、異物を回収して確認を行いましたが、その特定には至りませんでした。
ただし、形状が金ザルの一部に似ていることから、念のため、調理場内で使用している金ザルを全て点検し、部品等の欠落がないことを確認しました。
あわせて、納入業者に、製造施設内での金ザルの使用及び部品等の欠落がないことを確認しています。
教育委員会の対応
11月16日(火曜日)
- 都城学校給食センター調理場内での使用器材及び設備の確認→異常なし
- 納入業者に製造施設内での使用器材及び設備の確認→異常なし
次の点に留意し 、翌日の給食提供を決定
- 調理場内の使用器材及び設備の事前確認の徹底
- 使用食材のうち、金属探知機による検査を実施していない野菜等については、下処理時の対応人数の増員、下処理時の1回量を減らして確認を実施
11月17日(水曜日)
通常どおりの給食を提供
教育委員会による今後の対応
都城学校給食センターにおける再発防止
- 物資の検収時及び食材下処理時の異物確認を徹底
- 調理時の目視検査を徹底
- 使用前の調理器具等の状態について、目視確認を徹底
- 調理場及び調理器具を使用した後の清掃と点検を徹底
納入業者への注意喚起
今後、全ての納入業者に対し、「異物混入に対する防止」について注意喚起を行います。