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都城の畜産を紹介します
都城市の農業は、農家の数、農家の人口ともに年々減少していて、高齢化や担い手不足が進んでいます。
農業産出額の構成は、畜産部門が8割程度を占め、野菜・花・加工農産物の割合は1割程度です。農用地は、田畑とも整備、利用率が高いものの、農業経営の規模をみると、小規模な農家が多い状況です。
都城市の畜産
昭和36年に農業基本法が制定されたことに伴い、畜産を専業で行う農家を育てるため市では、国や県などと協力して、さまざまな政策を行った結果、畜産専業農家が次第に増えていきました。
昭和39年ごろから日本の経済が徐々に発展していき、国民の所得水準が上がってきたことに伴い、肉などの畜産物を食べる機会が増えました。この時期、都城市では、肉用牛やブロイラー農家が、全国平均を上回る増加となりました。
昭和44年ごろから会社経営による畜産物の生産が目立つようになり、都城地域の畜産の様相も変わり始めました。
昭和50年代から、市では、他の地域との競争に勝つために規模を大きくして、安心・安全でおいしい畜産物を生産するための努力を積み重ねています。