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高校生と地元企業の架け橋に!「企業巡見」を紹介します
市では、高校生などが地元企業を知り、地元企業への就職を促進するために、企業見学バスツアー、いわゆる「企業巡見」に取り組んでいます。
現状と課題
都城市では、転出者が転入者を上回る「社会減」が続いており、特に進学、就職期の15歳~24歳の転出超過が顕著になっていて、若年層の転出抑制が喫緊の課題です。
市内の実業系高校などへのアンケート結果では、就職先を特定していない学生が相当数いる一方で、地元企業などへのアンケート結果では、人材確保に向けて市内の高校などに求人案内の送付やインターシップに取り組む企業が多いにも関わらず、特にアプローチを行っていないと回答する企業が相当数あることが分かりました。
目的
地元企業と市内の高校などとタイアップして、高校生などに対して地元企業の情報を的確に発信することにより、地元に定着する高校生などを増やすとともに、地元企業における人材確保を図ることを目的としています。
事業内容
内容
市内の高校などの生徒および教員がバスなどに乗り合わせて、地元企業を巡って地元企業に対する理解を深めます。
参加対象者
市内の高校などに意向調査を行った結果、平成27年度は次の4校が実施しています。
- 都城工業高等学校
- 都城高等学校
- 南九州大学
- 都城コアカレッジ
受入企業
市内に本店、支店または事業所を有する企業が対象となります。
参考
企業巡見の様子
各校の企業巡見の様子の一部をご紹介します。ご協力いただいた企業のみなさま、ありがとうございました。
南九州大学
環境園芸学科の生徒さんが霧島酒造(上川東)を訪問
企業担当者からの説明を聞いています
焼酎粕等のリサイクルの仕組みについても説明を受けました
バイオガスプラント内を見学
都城高等学校
情報ビジネス科の生徒さんが株式会社日東(早鈴町)を訪問
企業担当者からの説明を聞いています
都城高等学校の卒業生からの就職に関するアドバイスもありました
都城コアカレッジ
情報デザイン科の生徒さんが日本情報クリエイト株式会社(上町)を訪問しました。
事業所内を見学
企業担当者による会社概要の説明
都城工業高等学校
都城工業高等学校機械科の先生がマトヤ技研工業(梅北)を訪問しました。
企業担当者からの説明を聞いています
工場内を見学