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旧都城市民会館を後世に幅広く伝えていくメモリアル事業を紹介します
旧都城市民会館は、菊竹清訓氏設計により昭和41年に完成した文化ホール(平成18年閉館)で、長きにわたり、本市の文化活動の拠点として都城市民に親しまれてきました。また、旧市民会館はメタボリズム建築の代表的な建築物として世界的にも評価の高い建築物でした。施設の老朽化が進む中、閉館後の活用について様々な検討や議論が重ねられましたが、令和元年3月に解体が決定、同年6月から解体工事が始まり、令和2年3月に工事が完了しました。
メモリアル化の取り組み
旧都城市民会館は、建築学的な価値とともに、市民にとって思い入れのある施設であるため、模型や映像などにより、後世に幅広く伝えていきます。
保存模型
市は、植野石膏模型製作所に製作業務を委託、一般社団法人日本建築学会に監修を依頼して、旧都城市民会館の構造等を精緻に再現した50分の1サイズの模型を製作しました。
展示場所
都城市総合文化ホール1階<外部リンク>
- 住所:宮崎県都城市北原町1106番地100
- Tel : 0986-23-7140
- Fax : 0986-23-7143
- 最寄駅:都城駅
- 最寄バス停:北原町(宮崎交通)、総合文化ホール前(宮崎交通)、文化ホール前(高崎観光)
保存模型写真
調査記録報告書・記録映像
専門的な知見を活かして、一般社団法人日本建築学会が作成を行い、一般社団法人日本イコモス国内委員会が監修を行いました。
調査記録報告書
はじめに(3~16ページ)
P3~16[PDFファイル/1.11MB]
1緒言(17~24ページ)
P17~24 [PDFファイル/809KB]
2調査概要(25~38ページ)
P25~38 [PDFファイル/717KB]
3調査結果(39~100ページ)
P39~100 [PDFファイル/2.79MB]
4市民会館の活用実績と閉館後の保存活用の検討経緯(101~112ページ)
P101~112 [PDFファイル/547KB]
全てのページ
旧都城市民会館調査記録報告書 [PDFファイル/4.39MB]
VRデジタル・アーカイブ
日本建築学会は、調査記録の一貫として、VRデジタル・アーカイブズレコードによる調査記録を行いました。
VR動画を視聴するためには、VRゴーグルなどを各自用意ください。
都城市民会館VR Archive Tour<外部リンク>
記録映像
旧都城市民会館記録映像